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2018年に中国で開かれたマラソン大会は1日平均4.3大会 マラソンが大ブーム
  ·   2019-03-28  ·  ソース:人民網
タグ: マラソン;健康;社会
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中国では近年、マラソン産業が急成長し、2018年にはマラソン大会が1日平均4.3大会開催された。しかし、マラソンブームが過熱するにつれて、マナー違反行為が続出するなど、課題も山積みだ。工人日報が報じた。 

大会開催数が年々増加 

3月11日、中国陸上協会が発表した「2018中国マラソン年度主報告」によると、2018年末の時点で、中国で開催されたマラソンや関連の大規模スポーツ大会(800人以上参加のロード・ランニング、300人以上参加のクロスカントリー)は合わせて1581大会と、2017年の1102大会から479大会も増えた(43.46%増)。参加者数は延べ583万人で、2017年の498万人から85万人増えた(17.07%増)。

北京や上海、広州などの一線都市の「マラソン大会」は申込者が殺到し、エントリーするのも難しい状態で、大会開催地は次第に中・小都市へと移っている。統計によると、2015年、中国でマラソン大会が開催された都市は79都市だったものの、2016年には133都市に、2017年には234都市に増えて、2018年には285の地級市(省と県の中間にある行政単位)で開催された。中国全土の地級市85%をカバーしていることになる。

マラソン大会が開催されると、飲食や観光、交通、小売りなどの関連産業もそれに伴って発展する。報告によると、2018年、中国のマラソン関連の消費額は計178億元(1元は約16.46円)、マラソン大会開催による経済効果は288億元で、総生産額は前年比7%増の746億元に達した。

産業チェーン全体が成長の道を「走り出す」 

中国では、マラソンがネットで絶大な人気を誇るスポーツとなり、ランナーは増加の一途をたどっている。そして、微信(WeChat)や微博(ウェイボー)などのSNSのマラソン関連の書き込みや投稿も人気を集め、健康的な身体作りや生活の質向上の代名詞ともなっている。

中国の国民一人当たりの国内総生産(GDP)が5000ドル(1ドルは約110.55円)を超えた2011年は「中国のマラソンブーム元年」と呼ばれている。同年、中国陸上協会が開催に関与したマラソン大会及び関連のロード・ランニング大会は22大会だった。そして、中国のマラソンは同年から発展の兆しを見せた。

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