２、憲法改正案が採択

３月１１日、第１３期全人代第１回会議で憲法改正案の表決が行われ、圧倒的多数で採択された。

今回の憲法改正により「習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想」が憲法に記載され、これで中国は習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想という国家指導思想の合法的地位を実現した。また「中国共産党の指導は中国の特色ある社会主義の最も本質的な特徴である」ことを国の根本的制度に関する憲法の条文に盛り込み、指導思想とした。ほかにもいくつかの規定を改正・改善し、監察委員会関連規定を追加し、社会主義の核心的価値システムと全面的な法に基づいた国家統治を強化した。