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大都市に住む人々の65.9%が「友達と約束して会うのが難しい」
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· 2018-12-06 · ソース: |
タグ: 大都市;若者;社会 | 印刷 |
大都市に住む人々の65.9%が「友達と約束して会うのが難しい」
調査では、友人と食事をしておしゃべりする頻度について、回答者の39.9%が「よくする」、53.8%が「時々する」と答えたのに対して、6.3%が「ほとんどしない」と答えた。
北京のある出版社で働く余佳さん(仮名)は今年実家のある街で結婚式を挙げたものの、「北京にいる友達は参加できなかったので、北京に戻ってから集まることにした。でも、微信(WeChat)のグループチャットで連絡を取って日程を決めるのに3ヶ月もかかった」と話す。
大都市に住む人々が「友達と約束して会う」ことに関する調査で、回答者の65.9%が「難しい」と感じており、うち、12.7%は「とても難しい」と答えた。一方、21.9%は「それほど難しくない」、12.3%は「難しくない」と答えた。
また友達と会うためには何日前に約束しなければならないかとの質問に、回答者の44.9%が「3日から5日前」、31.1%が「1週間前」、9.2%が「半月前」、2.8%が「1ヶ月前」、1.9%が「1ヶ月以上前」と答え、「当日に約束すればいい」という回答は10.1%にとどまった。
余さんは、「食事をするために集まっても、友達たちは往復で2-3時間かかる。集まっても、食事をするだけで、他のことはほとんど何もできない」と肩を落とす。
調査で友達と食事をする時間を作るのが難しい主な理由として挙げられているのは、アクセスが不便(50.0%)、雑事に追われて忙しい(48.8%)、仕事が忙しい(45.3%)だった。その他、遠い(42.3%)、一人でまたは家族と過ごすほうが好き(32.9%)、子供がいるので忙しい(21.3%)、お金がかかる(11.7%)などの理由も挙げられた。
大都市に住む人々の72.8%が「インドア生活はできるだけやめて、友人とよく会うようにすべき」
調査では、「長い間、会わないと友達との関係が希薄になるか?」との質問に、回答者の52.5%が「なる」、26.9%が「ならない」と答え、20.7%が「何とも言えない」と答えた。
また、「一番好きな友達との関係」について、回答者の61.9%が「時々会う」、60.0%が「微信で連絡を取りあう」と答えた。その他、「ビデオ通話」(35.4%)や「頻繁に会っておしゃべりする」(30.0%)、「電話」(24.8%)、「微信のモーメンツで『いいね!』やコメントを送りあう」(21.0%)、「ひそかに動向をチェックする」(6.5%)などがあった。
その他、大都市における交友について、72.8%が「インドア生活はできるだけやめて、友人とよく会うようにすべき」、56.8%が「効率を向上させて、計画する必要がある」、45.6%が「できるだけ電話をしたり、会ったりして、互いに実際の存在を感じることができるようにすべき」と答えた。
回答者のうち、00後(2000年以降生まれ)が1.4%、90後(1990年代生まれ)が26.1%、80後(80年代生まれ)が55.9%、70後(70年代生まれ)が12.8%、60後(60年代生まれ)が3.2%だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年12月6日
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