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大都市の物価の高さランキング 住居費はサンフランシスコが世界最高
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· 2017-05-12 · ソース: |
タグ: 大都市;家賃;社会 | 印刷 |
ドイツ銀行がこのほど発表した報告書によると、調査対象となった世界47都市のうち、住居費が最も高かった都市は米サンフランシスコで、中国・香港地区がこれに続いた。また、デートのための費用がもっともかかるのはスイス・チューリヒ、健康管理のための費用は東京が最も高かった。新華社が報じた。
同報告は、世界47都市のマンション賃貸料、ガソリン代、スポーツジムの費用、デートの際にかかる費用などを対象に研究・比較を行った結果を取りまとめたもの。
報告の概要は次の通り。
便利な交通機関や完備されたインフラ環境を享受できる大都市に住みたいならば、大都市の物価の高さを覚悟しなければならない。
米西部サンフランシスコは、3ベッドルーム(3LDK)のマンションの平均家賃が月3449ドル(1ドルは約114.2円)と、47都市のトップに立った。サンフランシスコは3年連続首位の座を維持している。だが、家賃が高いということで、市民の月収もかなり高い。調査対象となった47都市中、サンフランシスコ市民の月収ランキングは、チューリヒとボストンに続き世界第3位だった。
中国・香港地区のマンション賃貸料は、サンフランシスコに続き世界第2位で、3LDKマンションの平均家賃は月3237ドル。他の生活コストについてみると、香港地区は2015年以降、自動車のガソリン代が最も高い都市となっている。
賃貸料世界第3位は、米国の大都市・ニューヨーク。マンハッタンの3LDKマンションの平均家賃は月2909ドルと、前年比で4%上昇した。
このほか、完備された医療保障制度と交通システムを備えた英エジンバラとフランスの首都パリも、生活コストがかなり高く、3LDKマンションの平均家賃は、エジンバラが2361ドル、パリが2289ドルだった。
独身者にとって最も高額の支出を強いられる都市は、チューリヒだ。チューリヒは、デートのための費用や映画チケット代が他都市を上回っていた。賃貸料についてみると、市内中心部の3LDKマンションの平均家賃は2520ドルと、欧州都市の中では最高だった。
東京は、マンションの家賃は世界第10位だったが、健康管理のための費用は、47都市中最も高く、都民1人当たりに1ヶ月平均129ドルを支出している。一方、独フランクフルトはわずか45ドルだった。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年5月11日
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