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ワーキングホリデーで世界を見に行くためにはスキル習得が肝心
  ·   2018-09-25  ·  ソース:
タグ: ビザ;旅行;社会
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中国人バックパッカーは、文化背景の異なる国に行くと、現地社会に溶け込むのが難しく、差別的行為を受けることもあるという点は注目に値する。報道によると、オーストラリアのシドニー工科大学とニューサウスウェールズ大学が昨年に107ヶ国から来た一時的移民の約4300人の給料を調査したところ、バックパッカーの3分の1とオーストラリアで働いている留学生4分の1の給料が、最低賃金の半分、または半分以下だった。また、アジア人の給料は、英語圏の国の人を下回っていた。その他、パスポートを没収されたり、職場を変えると保証金を払わされたりしているケースもみられた。

オーストラリアは、フェアワーク・オンブズマンを設置して、そのようなトラブル解決を図っている。その機関は、中国語を含む多言語でサービスを提供している。もし、証拠が揃っているなら、もらえるはずでありながら受け取ることができなかった分の給与を受け取ることができる可能性もある。しかし、調査によると、オーストラリアで働いている外国人の半数は、給与明細を受け取ったことが一度もない、またはほとんどなく、約半数が、給与は現金で支払われるため、雇い主が最低賃金に関する規定に違反していることを証明するのは困難と感じていた。

一時的移民は、オーストラリアの労働者の約10%を占めており、貴重な労働力と見なされているものの、辞めたい時に辞めてしまうバックパッカーがすぐに仕事を見つけることができるというわけではない。

若者は、したいことをすればいいが、何か問題があっても自分で何とかするというのがその前提となる。海外でワーキングホリデーをする場合、一定のスキルを身に着けておく必要があるだろう。一定のスキルがあれば、予想外のいろんなケースに対応でき、そうすることで初めてワーキングホリデーが苦い思い出ではなく、貴重な経験となるだろう。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年9月21日

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