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「危険な暑さ」の日本での五輪開催を不安視する声広がる
  ·   2018-08-01  ·  ソース:
タグ: 日本;猛暑;社会
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高齢化が深刻な日本社会では、記録的な猛暑が高齢者にとって健康を脅かす脅威になっており、それが社会問題にさえなっている。日本の総務省の統計によると、18年3月1日の時点で、65歳以上の高齢者の数は人口全体の27.9%を占める3534万人に達している。また、高齢者の経済的な問題も日に日に際立つようになっている。経済協力開発機構(OECD)が15年に発表した統計によると、所得が日本人の平均所得の半分以下の高齢者が21.5%に達し、「貧困」の状態にある。もしかすると、今回猛暑が原因で亡くなった高齢者の背後には、「高齢」に加えて「貧困」という問題もあったのかもしれない。

対策を講じて五輪開催へ

記録的な猛暑は、20年の東京五輪にも影響を与えそうだ。

日本の英字新聞「The Japan Times」の報道によると、日本の気象予報士や専門家は、猛暑が今後数年にわたって常態化する可能性があると警告している。今後、毎年夏になると、日本は連日の猛暑に襲われるようになり、東京五輪開催にも大きな試練をもたらすことになりそうだ。

東京五輪は20年7月24日から8月9日まで開催される予定だ。今年4月、国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ副会長は東京訪問中に、「酷暑は確かに、東京五輪委にとって大きな課題となる。東京五輪組織委員会には、対応策を講じるよう求めている」と述べた。

また、観測史上最高の気温が観測されているのを受け、IOCは、マラソンは午前7時スタートとするなどといった各競技の日程案を承認した。男子50キロ競歩は午前6時、馬術は夕方以降のスタートとなる。また、東京は暑さ対策として、道路の温度上昇を抑える「遮熱性舗装」に本腰を入れているほか、ミストを発生させる休憩スペースや緑化した通路といった「クールスポット」の設置を計画している。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年8月1日

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