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中国鉄道の春節帰省ラッシュは4つの新時代に
  ·   2018-02-09  ·  ソース:北京週報
タグ: 鉄道;春節;社会
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(2)革新化――「復興号」が全国各地を疾走 

高速鉄道建設よりも明らかに注目度が高いのが「復興号」だ。ほとんど一夜にして知れ渡り、世界にその名が広まった。2017年5月26日、中国鉄路総公司が先頭に立って研究開発を行い、完全な自主知的財産権を持ち、世界の先進レベルに達する「復興号」が北京と上海を結ぶ京滬高速鉄道の上下路線で初運行され、時速350キロを実現した。 

「復興号」にはインテリジェントセンサーシステムが導入されている。しかも強大な安全モニタリングシステムを搭載し、全車に2500項目余りのモニタリングポイントが設けられ、走行部の状態、ベアリングの温度などに対して全方位的かつリアルタイムでモニタリングが可能だ。このほか、衝突エネルギー吸収装置も増設されている。 

「『復興号』は座り心地がよく、車内で充電やWiFi接続もでき、トンネル通過や列車がすれ違う時の耳への負担も小さい」。古くからの鉄道ファンである徐さんは、「ドイツや日本などの高速鉄道に乗ったことがあるが、どの高速鉄道の乗り心地よりも『復興号』のほうが上だ」と話す。 

「復興号」は全面的な自主開発化を実現している。中国鉄道科学研究院首席研究員の陸陽氏は次のように指摘する。「特に動力分散方式車両の牽引、制動、ネットワークコントロールシステムの全面的自主開発化を実現したことは、中国が世界各国の様々なニーズを満たす動力分散方式車両を設計・製造する能力を有したことを示している」。 

(3)インテリジェント化――乗客の移動をより快適に 

2018年の春節帰省ラッシュ期間中、鉄道のサービスはインテリジェント化時代に入る。全国で経由・停車する列車数が最も多い広州南駅では、春節帰省ラッシュを前に、無料メッセンジャーアプリの微信(ウィーチャット)で公式アカウント「智慧広州南站」を開設した。利用客は携帯電話で「智慧広州南站」公式アカウントをフォローし、ブルートゥース機能をオンにするだけで、最新で最もインテリジェントな広州南駅室内測位ナビゲーションシステムを使って目的地を便利に探せるようになる。 

広州南駅の利用客は、駅構内に入った後、ナビゲーション・モジュールを開くだけで位置情報を共有でき、相手のいる位置が一目瞭然に分かる。相手のプロフィール画像をタップするだけでその人の位置を調べることができ、2回タップするとシステムが相手の位置までのルートを自動的に導き出す。このほか、利用客が付近の切符売り場、レストラン、地下鉄入り口、駐車場、トイレなどを探す際にも、ルートを自動的に表示してくれる。

類似するインテリジェント化手段は武漢、鄭州、長沙などでも春節帰省ラッシュ期間中に投入される。武漢駅の東口と西口では、32カ所の「顔認証チェックポイント」が従来の人によるチェックに取って代わる。武漢駅の張在明駅長は、「端末で切符と身分証をスキャンし、カメラで顔写真を撮影するだけで、利用客の駅構内への入場チェックが完了する。高速鉄道列車の乗客に至っては、身分証と顔認証だけで駅への入場と乗車が可能になる」と言う。 

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