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世界も驚嘆!舌の上の「メイド・イン・チャイナ」 韓国キムチも「中国製」
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· 2018-01-23 |
タグ: 中国製;食品;社会 | 印刷 |
韓国人は中国製キムチに「包囲」され、イタリアのケチャップが「中国籍」であるという事実が暴かれ、「貴族の食べもの」や「黒い黄金」などと称され、西洋人がこよなく愛するキャビアも、今では中国で製造されている。新華網が伝えた。
「メイド・イン・チャイナ」が世界各地の飲食市場で猛威を振るっており、ひたすら感嘆するばかりの国もあれば、好奇心に満ちた国もあり、その反応も様々だ。
韓国聯合ニュースの17日付報道によると、自国の誇りであり続けたキムチが、昨年はなんと貿易輸入超過という事態に陥っていることが明らかになった。中国で製造されたキムチが、安くて品質も優れていることから、韓国市場にどっと押し寄せ、韓国人の食卓に並べられているのだという。
韓国企業「The Kimchi」の洪金寛CEOは、「韓国ではこれまでずっと、各家庭でキムチを漬けていたが、そのような習慣も現代社会ではだんだんと廃れてきており、人々は包装されて売られている出来合いのキムチを買うようになっている」と指摘。あるキムチ職人は、「キムチを保護しなければ、韓国キムチの文化伝統は、今後途絶えてしまう恐れがある。これは決して単なる脅しではない」との見方を示した。また、韓国の現地メディアは、「このままでは『キムチ王国』である韓国の面目は丸つぶれだ」と警鐘を鳴らしている。
全豪オープンテニスが今月15日、メルボルンで開幕したが、中国製のミネラルウォーターが会場で売られていることが、一部のオーストラリア現地メディアやネットユーザーの間でやり玉に挙がり、「愛国心がない」というハッシュタグまで登場する事態となっている。オーストラリアのネットユーザーの一部からは、「オーストラリア製ミネラルウォーターが不足している訳でもないに、なぜわざわざ中国から輸入する必要があるのか?全くおかしな話だ」という声が上がる一方で、「中国からの輸入品が正規な貿易ルートによるものであれば、問題などない」という意見もあった。
ドイツの国際放送局「ドイチェ・ヴェレ(DW)」(電子版)の7日付報道は、世界的にも有名なイタリアのトマトケチャップの原料は実際はイタリア産のトマトではなく、そのほとんどが中国産トマトで製造されているという、イタリアのトマトケチャップの「出生の謎」を明らかにした。なぜなら現行の規定では、欧州で食材の加工処理が行われた場合、原材料の産地をラベルに記載する必要が無いためだ。オーストリアテレビ(ATV)の記者は、「中国からやって来たイタリアのトマトケチャップ」というドキュメンタリーを制作し、中国産トマトがどのように海を越えて、世界へ旅立っているのかを紹介している。
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