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「三痴齋」大運河が生んだ泥人形文化
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· 2017-06-20 |
タグ: 泥人形;文化;社会 | 印刷 |
京杭大運河沿いに位置する河北省泊頭市は、かつて豊かな泥人形文化を築いた。明清時代、運河の両岸にある多くの農村では自宅工房という形で泥人形を制作していたという。
泊頭市の「三痴齋」泥人形工芸は清朝の光緒年間(1875~1908年)に始まり、その作品のほとんどは民間伝承、神話、古典の名作を題材にしている。「三痴齋」泥人形の素材はこだわり抜かれ、色は明るく調和し、造形は美しく趣がある。
宋長峰さん(39歳)は「三痴齋」泥人形の4代目伝承人だ。6歳の頃より「三痴齋」泥人形の世界に足を踏み入れ、祖父と父から教えを受けた。2004年には泊頭市文廟鎮軍西村の自宅敷地内にアトリエを構え、弟子をとるようになった。また小中学校でも泥人形作りの指導者として、泥人形に関しての知識や技法を教えている。2013年に「三痴齋」泥人形は河北省の第5期無形文化遺産に登録された。 (写真は全て新華社の牟宇記者が撮影)
「三痴齋」泥人形を制作する宋さん
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