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チベット「生命の禁区」で生活する人々
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· 2017-03-16 |
タグ: チベット;国境;社会 | 印刷 |
紺碧の空、真っ白な雲、枯れて黄ばんだ牧草、牛や羊の群れ、どこまでも続く雪山。これが3月のプマギャムタン(普瑪江塘)郷だ。
中国の西南端に聳えるプマギャムタン郷はチベット自治区シャンナン(山南)市のナンカルツェ(浪卡子)県に位置し、中国の一番標高の高い行政郷だ。平均標高は5373メートルで、面積は1200平方キロメートルだ。
現地の酸素量は海面の40%未満で、気圧は平原の半分のみ、年平均気温は零下7度で、平均寿命は49.5歳だ。これらのデータはプマギャムタン郷での厳しい生活環境を物語っている。
1000人余りの住民および8人の国境警備隊員はここで生活している。彼らは忠実に職務を全うし、勇気と開拓の精神を持ち、この「生命の禁区」と呼ばれる生存が困難な地域で人生の輝かしい1ページをつづっている。
プマギャムタン郷政府の所在地。
標高碑の前で集合写真を撮るプマギャムタン国境警備隊員。
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