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外交部、チベット問題を利用した中国への内政干渉は止めるべき
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· 2016-06-17 |
タグ: チベット;ダライ・ラマ;政治 | 印刷 |
外交部(外務省)の陸慷報道官は16日の定例記者会見で、チベット問題を利用した中国への内政干渉を止め、実際の行動によって中米関係の大局を守るよう米側に促した。
【記者】報道によると、オバマ米大統領は15日、ダライ・ラマ14世と『私的会談』を行ない、西蔵(チベット)の宗教・文化事業発展への支持を表明した。これについてコメントは。
【陸報道官】西蔵問題は完全に中国の内政であり、他のいかなる国にも干渉する権利はない。ダライ14世(ダライ・ラマ14世)は純粋は宗教人ではなく、長年にわたり宗教の衣をかぶって、反中分裂活動に携わってきた政治的亡命者であり、その主張するいわゆる「中間の道」は、事実上「西蔵独立」だ。
米指導者によるダライ(ダライ・ラマ14世)との会談は、いかなる形式であれ、西蔵がチベットの一部であることを認め、「西蔵独立」を支持せず、中国分裂活動を支持しないとの米側の約束に反し、中国の内政に干渉し、中米の相互信頼と協力を損なうものだ。
われわれは米側に対して、西蔵問題を利用した中国への内政干渉を止め、実際の行動によって中米関係の大局を守るよう促す。
中国の西蔵の状況については、中国国民に最も発言権がある。平和解放から60年余り、西蔵の各事業はかつてない成果を上げ、社会と経済は長足の発展を遂げた。これは政治的偏見を抱かぬいかなる人も否認しない基本的事実だ。断固として主権を守り、民族の団結を維持する中国の政府と国民の意思は揺るぎないものだ。西蔵問題について難癖をつけ、中国の安定と民族の団結を破壊しようとするいかなる企ても徒労に終る。
質問にあった西蔵の宗教・文化事業については、西蔵平和解放前後の西蔵の宗教・文化状況を比較してみるだけで、客観的な人なら誰しも客観的な結論にいたると思う。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年6月17日
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