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真心こめた煎餅を、とある夫婦の9年間
  ·   2017-03-13
タグ: 夫婦;物語;フォトギャラリー
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 西安市の街角にひっそりと佇む屋台。この屋台は河南省出身の趙彦苹さんと朱光偉さん夫妻が切り盛りし、生活苦に喘ぐ人たちに無料で煎餅(中華風クレープ)を提供している。 この夫婦の物語は2007年まで遡る。当時、夫の朱さんが脳溢血により突然倒れ、治療費に貯金を全て充ててしまった。2人の娘たちはまだ学生だったが地域の人々や親戚友人などの援助のおかげで、なんとか切り抜けられたのだった。その時の恩に報いるべく2人は煎餅を提供し始め、今年でもう9年になる。 「毎日34人前、多いときは10人前ほど無料で提供している。ちゃんと数えたことはないがね。遠慮して受け取らない人もいるけれど、大変そうにしているのを見て、あげるようにしているよ。」と朱さんは言う。 妻の趙さんは、次のように語ってくれた。「私たちは煎餅を作ることでしか恩返しができないけれど、愛の大きさは他の誰にも負けていません。このように細く長く恩に報いていくのもいいと思っています。」(写真は全て新華社の邵瑞記者が撮影) 

家で煎餅の生地を作る朱光偉さん。毎朝4時、足の悪い朱さんは妻の趙さんよりも早く起き、屋台の準備を始める。 

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真心こめた煎餅を、とある夫婦の9年間--pekinshuho
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