古代海のシルクロードの起点・泉州港の北岸に位置する福建省泉州市豊沢区蟳埔村は、かつては数多くの商船の出発地だった。ぐるぐる巻きにした髪を花簪で一つのお団子にまとめ、「裾衫」と呼ばれる衣服を身に纏い、木製の下駄を履く「蟳埔女」は、その独自のスタイルと勤勉に家事を切り盛りする姿が評判を呼び蟳埔村の文化シンボルと言われるようになり、「恵安女」と「湄洲女」に並び福建三大漁村女性の一つと称されている。(写真は全て新華社の申宏記者が撮影)
おしゃべりを楽しむ「蟳埔女」