健康に関する知識が普及を続けるにつれ、多くの人の健康に対する意識も高まっている。11月29日、ニュース配信アプリの今日頭条と健康雑誌の生命時報が共催し、スポーツメディアの華奥星空が協賛した「2016算数健康大会」で、中国全土の今日頭条のユーザー6億人の健康関連記事の閲覧回数153億回を分析した結果、「高血圧」が最も注目されている疾患であることが発表された。さらに、中国人の運動に関するビッグデータが初めて発表され、注目度ナンバー1は「ジョギング」だった。新華網が報じた。 

大会では、健康関連記事の閲覧回数が153億回に達していることが明らかにされた。今日頭条のユーザー6億人の健康関連記事約125万件の閲覧を分析して同データが算出された。153億回の7分の1は、「高血圧」関連の記事の閲覧だった。

北京大学第一病院心臓内科の李建平・教授によると、「地域別では、高血圧に対する注目が最も高いのは天津。以下、新疆維吾爾（ウイグル）自治区、吉林省、江蘇省、黒竜江省、遼寧省、四川省、河南省、山東省、雲南省と続く。つまり、中国の北方地方が多いということ。これは、南方地方より、北方地方のほうが高血圧の人が多いという特徴とマッチしている」。 

今日頭条では、運動関連の情報の閲覧回数も16億回を超えている。中でも、体を最も露出させる7月と8月になると、ユーザーの運動に対する注目度が飛躍的に上がり、閲覧数は約100万回に達する。今日頭条のデータによると、閲覧回数が最も多いのは「ジョギング」で5億回以上。そのすぐ後には、水泳とヨガが続く。地域別に見ると、ジョギングに対する注目が最も高いのは北京。以下、上海、天津と続いた。（編集KN）

「人民網日本語版」2016年11月30日