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健康診断結果を見るのが怖い若者6割 「健康な中国人」は実は難しくない?
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· 2019-12-03 · ソース:人民網 |
タグ: 健康;若者;社会 | 印刷 |
今どきの若者は大変すぎると言っていいかもしれない。若者の6割は健康診断の結果を見るのが怖いとしており、健康診断を受けようとしない人までいる。これは、中国青年新聞社社会調査センターと問巻網が18歳から35歳の青年1979人を対象として実施した調査アンケートの一部の結果だ。中国青年報が伝えた。
回答者のうち、「健康診断の結果を見るのが怖いと感じた経験がある」人は63.6%に上り、「常日頃からストレスが大きく、検診で異常ありという結果が出るのが恐ろしい」とした人は62.6%だった。また、60.9%は、「ライフスタイルは健康とは言えず、いけないこととはわかっていてもやってしまうことが多すぎて、身体に悪影響を及ぼしていると思う」とした。
若者の多くが検診結果を知りたくない背景には、今の若者は、多くの困難を抱えており、家族を養っていくためには、住宅ローンや自動車ローンを支払う必要はあるが、何よりも大きな問題は、健康に対する投資が「ほぼゼロ」という状況であることだ。当然のことながら、状況は一人一人異なる。どうやって健康を手に入れたらよいのかわからない人がいる一方で、たとえその方法を知っていても、それを実行できずに、健康な身体を手に入れることができない人もいる。
国家衛生健康委員会が先ごろ発表した「健康中国行動(2019―2030年)」では、「若者であろうと中高年であろうと、だれもが健康な中国人であるべきだ。それを徹底することは実はさほど難しくない。まず、自身の健康の知能指数(HQ)を手に入れ、若い時から自分の健康に対して投資を行うことだ。そして、この種の投資はそれほど難しいものではない」としている。
健康の知能指数とは、ある人の健康に対する知恵と健康に対する態度や行動を指す。健康の知能指数と知能指数(IQ)との違いについていえば、知能指数は遺伝的要因によるところがかなり大きいが、健康の知能指数は、後天的要素が重要な鍵を握っており、教育や認識、持続させる意志の力、心の知能指数(EQ)のレベルがいずれも、健康の知能指数を引き上げることになる。ある人の感情や心理状態と生活環境やライフスタイルは全て、その人の健康に対して直接的な影響力を持っている。
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