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「2人っ子政策」実施から1年 年末には2人目の出産ラッシュ到来か
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· 2016-11-01 |
タグ: 2人っ子政策;人口;社会 | 印刷 |
○各種関連政策が問題に直面
「2人っ子政策」の実施後、政策の対象となる家庭の多くが、2人目出産の意欲を抱いているものの、ハイリスク妊婦への対応や小児科医の数などの分野で、新たな問題が浮き彫りになった。
高齢妊産婦の数がかなり増加し、妊娠・出産のリスクが高まっている。安徽省婦女・児童保健院の方向東・副院長は、「今年1月から10月まで、医院は200人以上の重度のハイリスク妊産婦を受け入れた。彼女らの多くが高年齢の妊産婦だった」と話した。
小児科医不足の問題も深刻化している。小児科への受診制限、急診対応の暫定的停止、さらには小児科診察の一時的停止などの状況が、上海や南京ではすでに生じている。
一部の地域では、出産育児保険基金も大きな圧力にさらされている。「2人っ子政策」の実施後、2人の子供を育てる多くの家庭が、出産育児手当の受給対象に組み入れられたことから、出産育児保険基金の支出が明らかに増加しているからだ。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年10月31日
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