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世界一の医療環境を誇る日本 高効率の診察や薬剤師の行き届いた指導
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· 2016-10-21 |
タグ: WHO;日本の病院;社会 | 印刷 |
世界保健機構(WHO)の最新の「世界保健報告」によると、医療水準や医療サービスの受けやすさ、薬の費用負担の公平性など、さまざまな分野において、日本は高水準で、「世界で最も医療環境が整っている国」と称されている。生命時報が報じた。
病院の大きさに関わらず同じ医療水準
日本の病院は、大きく分けて4種類ある。体調を崩した際、大抵まず行くのが各コミュニティにある診療所。そこで見てもらってもよくならない場合、その病院で紹介状を書いてもらい、専門病院で治療を受ける。もし、深刻な病状の場合、大型総合病院に行って治療を受ける。それに加えて、対応人数が20-50人のクリニックもあり、あまり待たずに診察してもらえるため、患者にとっては便利な存在だ。
2002年、日本の厚生労働省は国民の健康維持と現代病予防を目的として「健康増進法」を制定した。その中でも重要なのは、国民のためにバランスの取れた医療環境を構築することだ。そのため、日本では、各種専門病院が各都市の各地域にあり、患者が受診のために遠くまで出かけなくて済むようになっている。
上記の4種類の医療機関の医療の質を同レベルにするために、日本の政府はクリニックに対する定期検査を重視し、その経営範囲や医療水準、医師の資質、最新設備の導入などを厳しくチェックしている。
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