3．一部の老舗企業や伝統あるシャオチー企業は、マーケティング活動を行う上で、市場での定位置を得ておらず、マーケティングに対する観念も旧態依然のままで、規範化された経営活動が不足しているため、伝統シャオチー文化、製作技術、シャオチー品種の流出や消失といった事態を招いている。

4．特色あるシャオチー経営者には、シャオチー製造業務だけを唯一の生業としているところが多い。これらの企業には、ブランド化発展という戦略思考は存在しないうえ、業界内のシャオチー経営・市場操作に対する基準がないことから、シャオチー市場は、玉石混交の混沌とした状態に陥っている。

中国料理協会中華シャオチー委員会は、業界の自律をリードし、シャオチー業経営者の経営行為を規範化し経営者の管理レベルを高めることに尽力していく。シャオチー企業の誠実信用をモットーとした合法的経営を指導し、業界内のモデルチェンジ・アップグレードを可能とする新技術・新コンセプト・新メソッドについて、時機を捉えて発現・総括し、革新的経験を推し進め、シャオチー産業の健全な発展をバックアップする。

また、地方政府がシャオチー業界に対する優遇政策制度を設けるよう働きかけ、地方色豊かなシャオチー企業が発展するために必要な適切に緩和された環境づくりを後押しする。都市の代名詞となるような特色あるシャオチーを育て、シャオチー産業のブランド化発展を推し進める。全国各地のシャオチー産業の資源統合を進め、シャオチー産業協力プラットフォームを構築し、地方色豊かなシャオチーを全国さらには全世界に普及させる。（編集KM）

「人民網日本語版」2016年5月10日