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ギャップイヤー 新しい道を選択し始めた中国の若者
  ·   2016-04-12  ·  人民網
タグ: 学生;若者;社会
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国外から海外に拡大 

中国青少年研究センター青年所の鄧希泉・所長は、「『ギャップイヤー』は、社会・経済の発展がある段階まで来ると、必ず現れる現象のひとつであり、新たな潮流となった生活様式だ」と指摘した。

「ギャップイヤー」という概念は、1960年代にヨーロッパで生まれた。1972年、「ギャップイヤー・アクティビティ・プロジェクト(GAP)」という組織が英国で誕生した。

海外、特に英国、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの各国では、「ギャップイヤー」がかなり発展しており、成熟している。ギャップイヤー関連プロジェクトは、数年前から英国での流行の兆しを見せ、若い多くの学生の間で人気が高まり、大学からの支持も得ている。

中国でも、「ギャップイヤー」は、若者たちの間で日ごとに人気が高騰している。2009年、「遅到的間隔年(遅れたギャップイヤー)」が出版され、多くの人々の関心や興味を集めた。2009年末、国内大手SNSサイト「豆瓣(Douban)」のユーザーが自発的に立ち上げた「ギャップイヤー旅行網」が誕生した。2014年、喬新宇氏は他の発起人と共同で、「中国青少年発展基金会中国ギャップイヤー公益基金」を設立した。翌2015年、「中国ギャップイヤー計画」が始動した。

参加者の心配や疑念を払しょくすべき 

新しい理念である「ギャップイヤー」は、中国で発展するプロセスで、さまざまな困難に遭遇した。進学・就業の圧力や帰国後の不確定要素などさまざまな原因によって、多くの学生は、「ギャップイヤー」の道を選ぶことを躊躇した。

中国青少年発展基金会公衆普及部の顧蒸蒸・部長は、このような問題について、「現在、基金会は普及計画の見直しを進めており、募金・伝播・普及から出資援助・実施に至るまで、安定的な発展・推進に全力で取り組んでいる」と述べた。

さまざまな困難があるものの、「ギャップイヤー計画」の前途はきわめて明るい。参加者は、ギャップイヤーの間に、自分が本当に進むべき方向を見つけることができる。NGO(非政府組織)の仕事につき、公益事業に身を捧げている人もいる。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年4月11日

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