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「世界六大ディズニーランド」を数値データで比較 上海は出費額最安
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· 2016-04-07 · 人民網 |
タグ: ディズニーランド;上海;社会 | 印刷 |
●どのくらい儲かるのか?赤字ワーストはパリ 上海の収入は50億ドル超の見込み
来園客の出費についてみると、米国のディズニーランドでの1人あたり平均出費額は200ドル(約2万2千円)前後で、上海ディズニーランドは500元から700元(約8400円から1万2千円)と見込まれ、他のディズニーランドとほぼ同じレベルとなる予想だ。ただし、宿泊料については、上海ディズニーランドのホテル宿泊価格は978元(約1万6500円)からと、6園中最も安い。
園内での巨額の消費は、ウォルト・ディズニー・カンパニーにどれほどの収益をもたらすのであろうか?米国、東京、パリ、香港5カ所にある各園が軒並み、黒字経営という訳ではない。
今年2月に発表された香港ディズニーランドの財務報告によると、再び赤字決算に終わったことが明らかになった。ディズニーランド・パリは、開園以来17年間のうち、黒字決算だったのはわずか2年のみ。一方、米国ロサンゼルスとオーランド、東京ディズニーランドは軒並み、10億ドル(約1100億円)レベルの高収益を上げている。
データの比較から、来園客が入園後、入場チケット以外の「プラスアルファ」収入を各園にどれだけもたらすかによって、この収益の差が生まれることが分かった。たとえば、東京ディズニーの場合、2015年収入構成のうち、入場チケット収入は40%にも満たず、関連グッズの販売と飲食・宿泊の2分野がいずれも、収入の30%以上に寄与していた。
開園後の上海ディズニーランドについては、初年の入園客数を延べ1千万人として計算すると、初年度収入は50億ドル(約5500億円)を達成する見込みがある。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年4月7日
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