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米日が南沙における試験飛行に暴論 外交部:各国の航行自由に影響なし
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· 2016-01-06 |
タグ: 南沙諸島;永暑礁;中国;米国;日本;南中国海 | 印刷 |
中国側がすでに、南沙諸島・永暑礁に新設した空港で、民間機の点検と試験飛行を実施したことについて十分に説明したにも関わらず、南中国海のトラブル発生を願う国は大げさに騒ぎ続けている。
日本政府は5日、中国側の試験飛行が「一方的に現状を変える行為だ」として再び批判し、「深刻な懸念」を表明した。南中国海の当事国でもない国は、2日連続で同問題に横槍を入れている。
米国も日本より先にしゃしゃり出て来た。米国務省の報道官は、中国の試験飛行は「緊張を激化させ、地域の安定を脅かす」と述べた。強硬派で知られる共和党のジョン・マケイン上院議員は、オバマ政権が南中国海で積極的に行動していないことから、中国が「領土の野心の推進」を続けていると批判した。
中国外交部の華春瑩報道官は5日の記者会見で、マケイン氏などが騒ぎ立てている件について、「これに疑問を抱く米国人には、どの船がいつどこで航行の自由を脅かされたのか、具体的な例を挙げて説明してもらいたいものだ。中国はすでに何度も本件について立場を表明している。南中国海地域は現在、全体的に見て平和で安定している。各国の国際法に基づく航行・飛行の自由に影響が生じたことはない。米国側は責任ある態度により、地域の平和と安定の維持に資する発言をするべきだ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月6日
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