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五中全会が閉幕 国民生活に関わる具体的な政策多数
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· 2015-11-02 |
タグ: 五中全会 政策 政治 | 印刷 |
中国共産党の第18期中央委員会第5回全体会議(五中全会)が29日に閉幕した。今回の会議の主要テーマは第13次五カ年計画計画だった。同日夜に発表されたコミュニケには、マクロの青写真や改革ルートの輪郭のほか、国民生活と密接に関わる具体的な政策が数多く盛り込まれ、「すべての貧困県が貧困の帽子を脱ぐ」、「高校段階の教育を普及させる」、「2人っ子政策の全面的な実施」といった多くの新たな表現が初めて明確に提起された。中国新聞網が伝えた。
▽すべての貧困県が貧困の帽子を脱ぐ
今回発表された6千字に迫るコミュニケでは、五中全会で提起された小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的建設という新たな目標・要求が明らかにされた。
目標では、「2020年前に国内総生産(GDP)と都市部住民の平均収入を2010年の2倍にする」ことが繰り返されたと同時に、農業や貧困扶助などの話題にも多くの文字が費やされた。
具体的な記述をみると、「農業の現代化が著しい進展を遂げ、国民の生活の水準と質は軒並み向上し、中国の現行の基準で農村の貧困人口が貧困からの脱出を実現し、貧困県のすべてが貧困の帽子を脱ぎ、地域的な全体的貧困の問題を解決する」とある。
中国には現在、貧困県が832カ所ある。今回、「すべての貧困県が貧困の帽子を脱ぐ」ための具体的な時間表が初めてうち出された。
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