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金融協力は中英協力の前面に立つことができる
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· 2015-10-26 |
タグ: 中英;金融;政治 | 印刷 |
第2に、人民元の国際化を加速する。近年、中英金融協力は急速に発展しており、人民元の国際化は中英金融協力の重要な内容となり、ロンドンはアジア以外で最大の人民元オフショア取引センターとなっている。先週水曜日、中国人民銀行とイングランド銀行は通貨スワップ協定を締結した。規模は3500億元/350億ポンドまで拡大され、中国人民銀行はロンドンで50億元の中央銀行手形を発行した。両措置はロンドンにおける人民元市場の一層の発展を支え、人民元資産取引、資産管理業務の発展を促すことが期待される。
第3に、ロンドン、上海、香港の国際金融センターとしての地位と役割を一層高める。香港と上海は中国の国際金融の中心都市であり、香港、上海とロンドンとの金融協力・交流の強化は、中国金融の国際化を加速する早道だ。
第4に、国際通貨金融システムの改革と多元化を促進する。中英関係はすでに二国間の範疇を超え、戦略的意義と世界的影響力を強めている。今年3月に英国は中国の提唱したアジアインフラ投資銀行への参加を他の西側諸国に先駆けて申請し、模範的役割を果たした。中英両国の経済・金融協力の強化は両国に恩恵をもたらすだけでなく、グローバル・ガバナンス体制のより公正で合理的な方向への発展を促す助けにもなる。将来、中英両国は国際通貨・金融体制改革を積極的に推進し、ポンドと人民元の国際的地位の向上に努力し、国際通貨の多元的発展を促進するべきだ。
現在世界経済は急変し、回復過程は曲折を経ており、中英は共に改革、発展、イノベーションという課題を抱えている。世界的影響力を持つ大国である中英が金融協力を含む全方位的協力を深化することは、明らかに両国関係の「黄金時代」の価値を増すと共に、世界経済の回復と発展にプラスのエネルギーを注入する。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年10月26日
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