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木寺大使「懸案があるときこそ対話が重要」
  ·   2015-10-25
タグ: 日中;北京-東京フォーラム;新着ニュース
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中国外文局(中国国際出版集)と日本の言論NPOが共同で主催する第11回北京-東京フォーラムが24日、北京市で開幕した。日本の木寺昌人駐中国日本国特命全権大使が挨拶した。

 日本側の木寺昌人駐中国大使は次のような挨拶をした。まず、この交流の場が10年間、途切れることなく継続されてきたことを高く評価。「政府間レベルの対話が、両国の影響悪化によって中断していたときでさえ、双方の有識者で組織された当フォーラムは毎年開かれてきた。こうした交流の場はほかでは見られない大変意義のあるものだ」と関係者の努力をねぎらった。 

同大使は2012年12月に中国大使に就任したが、「就任当初は日中関係が最悪の時期であった」という。しかし現在の状況については「昨年11月と今年の4月に日中首脳会談を経て、改善に向けた大きな道筋を歩んでいる」との認識を示し、「両国間に懸案が残っていることは確かだが、そうした状況であるからこそ、首脳会談や政府や民間の各レベルの対話が求められている」と相互交流の重要性を強調した。 また今年4月の安倍首相と習主席との首脳会談で、日中の戦略的互恵関係の推進の重要性が確認されたことにも触れ、大使自身も「日中関係に携わるひとりとして、今後の両国関係の発展に力を尽くしたい」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年10月25日

木寺大使「懸案があるときこそ対話が重要」--pekinshuho
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