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国連事務総長、第2次大戦中の中国の役割を語る
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· 2015-08-31 |
タグ: 潘基文;中国の役割;新着ニュース | 印刷 |
国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は28日、米国ニューヨークの国連本部で人民日報など中国メディアの共同取材を受けた。潘事務総長は、「9月3日に中国で行われる中国人民抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利70周年記念式典に参加する。中国が世界の反ファシズム戦争の勝利に非常に大きな貢献をし、多大な犠牲を払ったことは、全世界が広く認めるところだ」と述べた。
潘事務総長は、「中国が第2次世界大戦で行った貢献と払った犠牲は世界中が認めている。中国国民が戦争の中で味わった苦しみは世界の人々が正しく評価し、幅広く共感を呼んでいる」と述べた。潘事務総長はまもなく中国を訪問する予定であり、事務総長に就任してからの9年間で9回目の訪中になる。習近平国家主席との会談を非常に楽しみにしているといい、この機会に国連に対する中国の多大な貢献に感謝を述べたいと語った。
潘事務総長は、「70年前のかつての歴史を振り返ると、人類は極めて大きな苦痛をなめた。未来を展望すると、中国は世界の舞台でより重要な役割を発揮することが予想される。世界2位のエコノミーとして、また平和を深く愛する国として、現在のように急速に変化し、急速にモデルが転換する時代の中で、中国は世界のためにより大きな貢献を行うことができる」と述べた。
潘事務総長は、日本メディアが国連の潘事務総長の中国訪問に対し日本政府常駐代表団が関心を寄せていると報じたことについて、「全世界が第2次世界大戦終結70周年を記念している。この戦争は人類史上最も悲惨な出来事だ。これと同時に、国連の設立も重要なことだ。歴史を振り返れば、人々はその中から教訓をくみ取ることができ、また歴史の教訓をくみ取るという基礎の上により明るい未来を切り開かなければならず、これが私が招待を受けて中国を訪問する理由だ」と述べた。
また潘事務総長は、「年初以来、さまざまな記念イベントに相次いで出席してきた。5月には第2次世界大戦が始まった場所であるポーランドを訪問し、それからウクライナを訪問した。5月9日にはロシアの大祖国戦争勝利70周年記念イベントに出席し、その後、軍縮担当上級代表代行を日本の広島に派遣して、被爆70年の節目の広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式に出席した。こうした方面で一貫して教訓をくみ取ろうと努力してきたし、学ぶことのできた歴史の教訓を未来に生かそうとしてきた。国連事務総長として発揮すべき役割は果たしてきたと考えている」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年8月30日
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