四、その他の内容
習近平総書記は演説の最後に、軍建設、祖国の平和的統一プロセス推進、青年人材の育成についての考えを明らかにしている。
習近平総書記は軍建設について、次のように指摘している。軍隊に対する党の絶対的指導を堅持し、党の指揮に従い、戦いに勝つことができ、態度が優良な人民の軍隊の建設に努めなければならない。中国は積極的防衛の軍事戦略方針を実行し、なにかというと武力で威嚇したり、他国の目の前で武力をひけらかしたりはしない。
習近平総書記は祖国の平和的統一プロセスの推進について、次のように指摘している。どんな困難や試練にぶつかっても、「一国二制度」に対する我々の自信と決意は決して揺るがない。「九二共識(1992 年コンセンサス)」を堅持し、「台湾独立」に反対することは、両岸関係の平和的発展の政治的基盤である。我々は「台湾独立」分裂勢力に断固として反対する。いかなる人が、いかなる時に、いかなる形で行う国家分裂活動に対しても、13 億の中国人民、すべての中華民族は決して応じることはない。
青年人材の育成について、習近平総書記は次のように指摘している。
95年来、我が党が収めたすべての成果には青年の情熱や貢献が凝集している。全党は青年に目を向け、青年に関心を寄せ、青年を思いやり、青年の声に耳を傾けるべきであり、青年の考えが分かり、青年を対象にした活動に熱心に取り組み、青年たちが歩む道を導く存在にならなければならない。
「北京週報日本語版」2016年7月1日