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中日は協力して多国間貿易体制を守るべき
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· 2018-04-20 |
タグ: 中日関係;貿易体制;政治 | 印刷 |
特に指摘するべきなのは、中日は世界第2、第3の経済体として、多国間貿易体制を守り、保護貿易主義に断固反対する面で、協力を強化し、より大きな役割を果たすべきだという点だ。日本は貿易立国であると同時に、過去に保護貿易主義によってダメージを受けたことのある国でもあり、世界貿易機関(WTO)ルールを守る重要性を深く理解しているはずだ。現在中国が堅持している、保護貿易主義に反対し、貿易・投資の自由化・利便化を支持し、多国間貿易体制の権威を守るという立場は、本質的に見て、中国の正当な権益を守っているだけでなく、WTOルールを守り、グローバルな自由貿易体制を守り、日本を含む世界各国の共同利益も守っている。今回の対話期間中、日本側からも、多国間貿易体制を積極的に守ることを望み、保護貿易的措置はどこにとってもメリットがないと考えており、中国と共にWTO枠組み内での協力を強化していきたいとの意志が明確に示された。こうした態度は評価に値する。
先ごろ行われたボアオ・アジアフォーラム2018年年次総会で、習近平主席は中国のさらなる開放措置を公表した。これも日本を含む地域各国から非常に歓迎され、前向きな評価を得た。中日双方は現在のチャンスを捉え、重点分野の実務協力を強化し、2国間経済貿易関係の質と効果の向上を促し、経済グローバル化がより開放的で、包摂的で、バランスの取れた、普遍的恩恵のある、ウィンウィンの方向へと発展するよう共に促していくべきだ。
「北京週報日本語版」2018年4月20日
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