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「一帯一路」は人類運命共同体構築の重要な実践
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· 2017-03-17 · ソース: |
タグ: 一帯一路;政府活動報告;政治 | 印刷 |
2013年、習近平・中国国家主席は「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海のシルクロード」の共同構築という重大提案を行い、千年前のシルクロードの栄光に対する世界の記憶を呼び覚まし、関係国の期待と夢をかき立てた。
それから3年余り、「一帯一路」協力は絶えず成果を上げ、その影響はたちまち世界を席巻し、今や最も歓迎される国際公共財となり、現在最も将来性の高い国際協力の場にもなっている。
2017年1月17日、習近平主席はスイス・ダボスで開かれる世界経済フォーラムの2017年年次総会開幕式に出席した際、2017年5月に中国が北京で主催する「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに世界を招待した。
両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)期間中、代表・委員は「一帯一路」の予想を上回る協力成果について盛んに論議し、この重大な提案は人類運命共同体構築の重要な実践になるだろうという見方で一致していた。
「腕まくりをして本気で取り組む」共同事業
「『一帯一路』は中国のものではあるが、それ以上に世界のものでもある。『一帯一路』の版権は中国に属するが、その収益は各国で共有する」。2017年3月8日、外交部の王毅部長は第12期全国人民代表大会(全人代)メディアセンターで行われた記者会見でこのように述べた。
「一帯一路」は、東はアジア太平洋経済圏を牽引し、西は欧州経済圏に接し、アフリカを通り抜け、アジアと欧州をリンクする、世界で最も距離が長く、最も潜在力がある協力のベルト地帯である。国際通貨基金(IMF)の見通しでは、2020年には、「一帯一路」関係国・地域の物品貿易総額は19兆6000億ドルに達し、世界の物品貿易総額の38.9%を占めると見られている。
東華大学教授の厳誠忠代表は、「一帯一路」提案は発展に対する渇望という関係国最大の共通認識を凝縮しているとの見方を示す。提起から3年余り、「一帯一路」構築は模索の中で前進し、発展の中で改善し、協力の中で成長し、かつてないほどの活力と潜在力をほとばしらせた。
世界経済発展を促進する中国プラン
2017年3月11日、第12期全人代第5回会議の記者会見で、商務部の鐘山部長は次のように述べた。「『一帯一路』は世界経済発展を促進するために中国が打ち出したプランだ。3年余りで、すでに100以上の国と国際機関が積極的に呼びかけに応じ、50カ国以上が中国と関連協力覚書を締結している」。
鐘山部長によると、2016年、中国と「一帯一路」関係国の輸出入総額は6兆3000億元に上り、その成長率は中国の対外貿易の全体成長率を上回った。また中国の「一帯一路」関係国への直接投資は145億ドルに上る。3年余りで、中国企業はすでに20以上の関係国と56の経済貿易協力区を設置し、累計投資は185億ドルを超え、相手国に11億ドル近い税収増加と18万人の雇用をもたらし、多くの重大インフラプロジェクトが着実に進んでいる。中国の製品、中国による建設、中国のサービスはますます多くの関係国から歓迎され、関係国の製品、サービス、技術、資本も続々と中国に入ってきており、互恵・ウィンウィンの関係が築かれている。
関係国とともに協力とウィンウィンの新たな楽章を奏でる
2017年の政府活動報告で、「一帯一路」構築の着実な推進が打ち出された。中国は高いクオリティーで「一帯一路」国際協力サミットフォーラムを開催し、協力とウィンウィンの新たな楽章を奏でていく。
「『一帯一路』は中国にとっても世界にとっても非常に重要な意義がある」。中国東方航空集団公司総経理の馬須倫代表は、「中国の民間航空業は空の『シルクロード』構築を推進し、航空路線ネットワークをさらに構築し、『一帯一路』関係国・地域との全面的通航を進めるべきだ」との見方を示した。
シルクロード国際総商会主席、大唐西市集団董事局主席の呂建中委員はこう述べている。「シルクロード国際総商会は61の国家級商協会会員を有し、一千万近い企業会員がいる。ネット上の投融資プラットフォーム『esilkload』や『シルクロード国際発展基金』など七大実務協力プロジェクトを通じ、国際経済貿易協力、生産能力協力、地域の相互接続を促進していく」。
「北京週報日本語版」2017年3月17日
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