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中共中央政治局会議 経済情勢を分析・研究
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· 2018-08-02 |
タグ: 経済政策;改革開放;政治 | 印刷 |
中共中央政治局は7月31日の会議で現在の経済情勢を分析・研究し、下半期の経済政策の方針をまとめた。また、「中国共産党紀律処分条例」を審議した。習近平中共中央総書記が議長を務めた。新華社が伝えた。
会議は「現在経済運営は安定しつつも変化があり、いくつかの新たな問題や試練に直面し、外部環境に顕著な変化が生じている。主要な矛盾をしっかりと押さえ、非常に的を絞った措置を講じて解決する必要がある。下半期は経済・社会の大局の安定を保ち、供給側構造改革を踏み込んで推し進め、『三大難関攻略戦』をしっかりと戦い、現代化経済システムの構築を加速し、質の高い発展を推し進める必要がある。『安定を維持しながら前進』の全体的政策基調を堅持し、経済運営を合理的範囲内に保ち、統合的計画・調整を強化し、政策的合力を形成し、ターゲットを絞った対策を施し、着実・細心に取り組む必要がある」と指摘。次の点を指示した。
(1)落ち着いた健全な経済発展を維持し、積極的な財政政策と穏健な金融政策を堅持し、政策の先見性・柔軟性・有効性を高める。財政政策が内需拡大と構造調整において一段と大きな役割を果たす必要がある。雇用・金融・貿易・外資・投資・予想の安定化にしっかりと取り組む必要がある。在中外資系企業の合法的権益を保護する。
(2)弱点分野の補強を現在の供給側構造改革深化の重点任務とし、インフラの弱点分野の補強を強化し、イノベーション力を強化し、新たな原動力を発展させ、過剰生産能力の削減における制度的障害を打破し、企業コストを下げる。農村振興政略をしっかりと実施する。
(3)金融リスクの防止・解消を実体経済とより良く結びつけ、レバレッジ解消の取り組みを断固達成し、強弱とペースをしっかりと把握し、各政策を打ち出すタイミングをうまく調整する。制度革新を通じて、金融の実体経済に寄与する能力と意欲を高める必要がある。
(4)改革開放を推し進め、効果的で重要な改革措置を引き続き研究し、打ち出す。開放拡大、市場参入の大幅緩和という重要な措置を実行に移し、「一帯一路」共同建設の縦深発展を推し進め、第1回中国国際輸入博覧会に入念に取り組み成功させる。
(5)決意を固めて不動産市場問題をうまく解決し、都市区分ごとの政策を堅持し、需給均衡を促進し、予想を合理的に誘導し、市場秩序を整え、住宅価格の上昇を断固として抑止する。不動産市場の落ち着いた健全な発展を促進する長期効果的な制度の構築を加速する。
(6)民生保障と社会安定の取り組みを達成し、雇用安定をさらに突出した位置に据え、賃金・教育・社会保障など基本的民生支出を確保し、「深度貧困地区」の貧困脱却の難関攻略を強化し、社会の安定化の取り組みを着実できめ細かく踏み込んだものにする。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年8月1日
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