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開かれた包摂的な多角的貿易体制を維持
  ·   2018-09-17
タグ: ASEAN;貿易;政治
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「中国の開放維持は貿易の自由化の維持にプラスであり、中国市場はすでに東アジア経済・貿易協力の『安定化装置』になったと、東アジアの多くの国々は信じている」。王氏は「中国はアジア各国にとって最重要貿易パートナーの1つだ。東アジア諸国は巨大な中国市場に頼っている。これは二国間貿易を促進するだけでなく、保護貿易主義のもたらす不確定性とのバランスを取ることにもなる。中国は東アジア諸国と積極的に自由貿易協定を締結しており、ルール制定の主要な推進国の1つとなってきている」とした。

■中国はRCEP交渉推進の過程で重要な役割を発揮  

今年は「一帯一路」イニシアティブを打ち出してから5周年だ。チャン氏は人民日報の取材に「中国の貢献は互恵・ウィンウィンの実現にプラスだ。『一帯一路』イニシアティブはコネクティビティを通じて経済的補完性を促進し、互恵・ウィンウィンを実現することができる。ASEANはコネクティビティを必要としている。また、開かれた、ルールを基礎とするグローバルな貿易枠組は各国に利益をもたらすと信じる」と述べた。

RCEPは16カ国が交渉に参加しており、成立すれば世界最大の自由貿易圏となる。保護貿易主義と一国主義が台頭する中、自由貿易圏の構築が加速傾向にある。参加閣僚は声明で「貿易摩擦が強まる中、RCEPの構築は開かれた、ルールを基礎とする、包摂的なグローバル貿易環境を力強く支えることになる。これは各参加国の共通の責任でもある」と指摘した。

王氏は「RCEP参加国は発展水準が一様ではないが、いずれもRCEP妥結への政治的意志が非常に強い。中国はRCEP交渉の推進過程で重要な役割を発揮してきた。『一帯一路』建設の中で蓄積した数多くの実践経験も、RCEPが貿易の円滑化と投資環境の改善を進めるうえで有益な参考となる」と指摘した。(編集NA)

「人民網日本語版」2018年9月17日

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