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李克強総理がASEANプラス1首脳会議に出席
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· 2017-11-15 |
タグ: ASEAN;「一帯一路」;政治 | 印刷 |
李克強総理は13日午後にフィリピンで開かれた第20回ASEANプラス1(中国)首脳会議で、同国のドゥテルテ大統領と共に議長を務めた。
李総理は発言で「先日閉幕した第19回中国共産党大会は今世紀半ばまでの中国の発展について戦略計画を立て、目標を定めた。これは中国と世界各国の協力により多くのチャンスと、より大きな空間を提供する」と表明した。未来志向で中国ASEAN関係をさらに高いレベルへと押し上げるために次のように提案した。
(1)中国ASEAN関係発展ビジョンの共同策定。「中国ASEAN戦略パートナーシップビジョン2030」を策定し、「2プラス7協力枠組」を「3プラスX協力枠組」へ格上げし、政治・安全、経済・貿易、人的・文化的交流の三本柱を主軸とし、各分野の協力を支えとする協力の新たな枠組を構築する。
(2)「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブとASEAN発展計画の連携促進。「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」原則を堅持し、「一帯一路」イニシアティブと「ASEAN連結性マスタープラン2025」の連携を強化し、経済、貿易、金融、インフラ、規則・制度、人員分野の包括的協力を深める。
(3)政治・安全協力の着実な強化。ハイレベル往来を緊密化し、政策面の意思疎通と対話を強化し、政治・安全協力を深め、相互理解・信頼を強化し、司法・国際犯罪取締り・テロ対策・サイバーセキュリティーなど非伝統的安全保障分野の協力を強化する。
(4)経済・貿易協力の一層の強化。全てのASEAN加盟国が中国ASEAN自由貿易圏高度化議定書を批准して、自由貿易圏高度化の成果が早期に双方に及ぶようにすることを希望する。域内包括的経済連携(RCEP)交渉を積極的に推進し、東アジア経済共同体構築の基礎を固める。
(5)人的・文化的交流・協力水準のたゆまぬ向上。中国ASEAN観光協力をさらに新たな段階へ押し上げる。今後3年で中国はASEAN10カ国を対象に少なくとも2万人分の政府奨学金を用意する。中国側は「中国ASEAN人材発展計画」を実施し、2018年にASEANの3000人を対象に研修を行い、経済、貿易、農業、科学、教育、文化、衛生、交通運輸分野の能力開発協力を強化することを提案する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年11月14日
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