六大革新プロジェクトのうち、「現代農業+」プロジェクトは現代農業とインターネット、文化産業、サービス業などの融合的発展を重点的に模索する。農民圓夢(夢をかなえる)プロジェクトは農民の「先行区や試験区で働き、都市部に居住する」という夢の実現に力を入れる。先導企業育成・誘致プロジェクトは現地の先導企業のサポートや育成を行うと同時に、外部からも先導企業を積極的に誘致する。インフラ強化プロジェクトは農村のインフラと公共サービス整備の不足を補い、農村の生産、生活、生態環境を一段と改善する。貧困層から喜ばれる貧困者扶助プロジェクトは産業による貧困者扶助、政策面の貧困者扶助、健康面の貧困者扶助を通じて、貧困層を着実に豊かにさせる。新型農村ガバナンスプロジェクトは郷土文化などの活用を十分に模索し、農村に残した「留守児童・女性・老人」が直面する困難に注目し、その解決策を模索する。
革新型農業現代化先行区を建設して以来、「農業強化」の効果が見られた。今年上半期、宿州市では農民合作社が9358社、家庭農場が4931カ所に増え、いずれも安徽省のトップとなっている。「阿里巴巴産業帯」(アリババ1688.com)、中国網庫(99114.com)など有名な国内B2B向け電子ビジネスプラットフォームを相次いで導入し、入居企業223社がすでに稼動しており、農業の新機能、新業態の融合的発展を実現している。
「北京週報日本語版」2016年8月24日