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鑑真の精神を継承し友好都市の発展を促進する「鑑真和上 中日学生交流プロジェクト」
  ·   2022-11-10  ·  ソース:人民網
タグ: 青年;友好;中日交流
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中日の懸け橋を築き、友好都市交流史を切り拓く

鑑真は12年の間に5度の渡航失敗と失明を経験し、753年についに日本への渡航に成功し、奈良に唐招提寺を建立。中国を訪問した「遣唐使」らと共に、中日友好の懸け橋を築いた。

この「懸け橋」により、約1300年前、奈良と西安は緊密に結ばれた。現在の奈良にあった「平安京」は当時の日本の都として、唐の首都・長安、現在の西安を模倣して形作られた。その友好の歴史を継承し、発揚すべく、奈良県と陝西省は2011年、友好関係を締結した。また鑑真和上が生まれた揚州市も2010年に奈良市と友好関係を締結した。

「2022鑑真和上 中日学生交流プロジェクト」の中日学生交流団が奈良を訪問した際、奈良県知事公室国際課の辻祥子課長が、奈良と中国の非常に長い友好関係の歴史や現在展開されている交流活動について紹介し、「鑑真は不屈の精神を示し、失明といった重なる困難を乗り越えて日本に渡海し、仏教の戒律のほか、食料や仏教の経典、刺繍といったたくさんの文化財や技術を伝えた。その時日本に伝わった唐の文化は今でも日本文化に大きな影響を与えて続けている」と語った。

辻課長によると、鑑真が切り拓いた中日友好という大事業を継承すべく、奈良県と陝西省は現在、科学技術や文化観光、スポーツ・教育、文化遺産保護、環境保護といった幅広い分野で交流を展開している。長い歴史を誇る奈良県と陝西省は、考古学や文化財保護をめぐる交流を特に重視している。例えば、2014年から、奈良県立橿原考古学研究所は陝西省の西北大学に研究者を6度派遣し、文化財保護の分野の専門技術交流を展開。良好な交流関係を築いてきた。

また奈良県は友好関係を受け継ぐ若い世代の育成も非常に重視している。辻課長は、「2013年から、当県は国際交流や異文化理解に関心を持つ日本の若者が上海や揚州、西安などに行くよう企画してきた。中国の同年代の若者と交流したり、奈良と同じく長い歴史、文化を誇る名所旧跡を見学したりするほか、西安では若者が交流した中国の大学生の家に一晩泊まるよう企画している。そうすることで、日本の若者が中国についてもっと直に理解することができる」と紹介した。

さらに日本の青年は西安で毎回、阿倍仲麻呂の記念碑を見学していることを紹介し、「阿倍仲麻呂を代表とする『遣唐使』が、唐の先進的文化や制度を日本に伝え、鑑真と同じく、日中友好交流の懸け橋を築く先駆者となった。記念碑を見学するというのは、日本の若者が中国を実感する文化体験となっている」と話した。

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