ホーム >> 中日交流 >> 本文 |
中国的珈琲事情
|
· 2021-08-27 · ソース:人民網 |
タグ: コーヒー;消費;中日交流 | 印刷 |
「どんなコーヒーを飲んでるか」が大事
こうしてコーヒーを飲むことが広まっていったことで、次第にその味にこだわりを持つ人々も増えていった。つまり世界におけるファーストウェーブ、セカンドウェーブ、そしてサードウェーブといったコーヒー文化の変遷を、中国はほとんどこの30年ほどで一気に駆け抜けてきたことになる。都市部には次々と本格派を謳ったオシャレなカフェが増え、そしてそれらのカフェを訪れるのは、店の雰囲気を楽しむ人以上に、出されるコーヒーの味を目当てに集まる人たちだ。
また昨年あたりからネットショップで人気を集めているのが、1回分毎に小分けされたフリーズドライ製法のインスタントコーヒー。そのかわいらしいパッケージだけでなく、味も本格的ということで、決して安くはないにも関わらず、若者たちの間で高い人気を見せている。これは新型コロナで、自宅でコーヒーを楽しむ機会が増えたことも影響していると言えるだろう。
中国におけるコーヒーの「あの茶色くて苦いやつ」からの目覚ましい変化は、この国の経済を始めとする様々な面での発展と同じようにスピーディで劇的というにふさわしい。この記事を書くにあたり、私も早速ネットで話題のフリーズドライ製法による小分けタイプのインスタントコーヒーを注文した。今はその到着を楽しみに待っているところだ。(文・イラスト・玄番登史江、袁蒙)。
「人民網日本語版」2021年8月27日
前のページへ1 |
シェア: |
|
このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
京ICP备08005356号-4 京公网安备110102005860号