中文 | English | Français | Deutsch
 
 
ホーム 政治 経済 社会 中日交流 文化 文献 特集
ホーム >> 中日交流 >> 本文
  • descriptiondescription
中国でも人気上昇中のドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の「癒しの力」はどこから?
  ·   2021-05-08  ·  ソース:人民網
タグ: ドラマ;婚姻;中日交流
印刷

ここのところ、有名人の離婚ニュースがしばしば大きな話題となっているが、日本では「3人の元夫」をめぐるドラマが大ヒット放送中だ。ドラマのタイトルは「大豆田とわ子と三人の元夫」。主演は松たか子で、中国のコミュニティサイト・豆瓣でもレビューが9.1ポイントと、好評を博している。

日本ドラマのおもしろさはその「視点」にあり、同じテーマでも、多種多様なストーリーが描き出される。「大豆田とわ子と三人の元夫」も斬新な視点から離婚をめぐるストーリーを描き、離婚や離婚経験者に対するこれまでの固定概念を覆している。そして、離婚は、惨めで悪いこととは限らず、離婚したからといって、「負け組」とは限らないというメッセージを伝え、「1人の女性と3人の元夫」という構図で、お決まりのパターンに全くはまっていないコメディに仕上がっている。そして、「離婚っていうのは、自分の人生に噓をつかなかったって証拠だよ」や「1人でも大丈夫だけど、誰かに大事にされたい」などの名言が次々飛び出し、ネットユーザーの間で話題になっている。

ここのところ、有名人の離婚ニュースがしばしば大きな話題となっているが、日本では「3人の元夫」をめぐるドラマが大ヒット放送中だ。ドラマのタイトルは「大豆田とわ子と三人の元夫」。主演は松たか子で、中国のコミュニティサイト・豆瓣でもレビューが9.1ポイントと、好評を博している。

日本ドラマのおもしろさはその「視点」にあり、同じテーマでも、多種多様なストーリーが描き出される。「大豆田とわ子と三人の元夫」も斬新な視点から離婚をめぐるストーリーを描き、離婚や離婚経験者に対するこれまでの固定概念を覆している。そして、離婚は、惨めで悪いこととは限らず、離婚したからといって、「負け組」とは限らないというメッセージを伝え、「1人の女性と3人の元夫」という構図で、お決まりのパターンに全くはまっていないコメディに仕上がっている。そして、「離婚っていうのは、自分の人生に噓をつかなかったって証拠だよ」や「1人でも大丈夫だけど、誰かに大事にされたい」などの名言が次々飛び出し、ネットユーザーの間で話題になっている。

とわ子は、3度結婚し、3度離婚したため、どれも名乗ったことのある苗字で、誰も間違っていないからだ。とわ子の父親は、「花嫁の父を3回やっていますから」とし、「最初はサドンリー(suddenly)、2回目はコメディー(comedy)、3回目に至ってはファンタジー(fantasy)だった」と開けっぴろげにとわ子の「黒歴史」について語るのだった。

そのような、コミカルな雰囲気の中、とわ子が「バツサン」であることを視聴者は自然と知ることになる。とわ子が3人の元夫と再会するのも意外なことがきかっけとなっている。とわ子は亡くなった母親のメールボックスを開こうとするが、パスワードが設定されていて開くことができなかった。母親が望んだお墓を建てるためには、生前に業者とやりとりしていたメールを見ないとわからない。しかしパスワードに設定されている「最初に飼ったペットの名前」は、とわ子自身が設定したものでも、母親が設定したものでもない。ならば元夫の誰かが設定したのだと考えたとわ子は、3人の元夫に会いにいくことにするのだった。

このように、とわ子が元夫と再会するきっかけとなったのは、感情的な葛藤からでもなければ、子供の親権をめぐる問題からでもなく、最初に飼ったペットの名前を知りたいがためだったのだ。

このようなとてもユーモラスで、多くの人にとって身近な要素が、このドラマの基調となっており、お決まりのパターンにはまっておらず、苦労や憎しみの伴う過去もなく、とわ子は元夫3人と気軽な雰囲気で再会している。「離婚」がテーマのドラマだからといって、必ずしもとげとげしい雰囲気でなければならない訳ではなく、このようにコミカルに描き出すことも可能なのだ。

中国のドラマでは、離婚した女性というと、固定のイメージがあり、家族に気を遣いすぎて、自分を見失ってしまっている女性か、または気が強くて夫の感情をおろそかにしている女性のどちらかだ。一方、とわ子はどちらのタイプでもない。

とわ子は、住宅建築会社の新社長であるものの、中国のドラマにありがちな気の強いバリバリのキャリアウーマンといった女性ではない。とわ子は、寂しがり屋で、落ち込むこともあり、部下から、「社長にカレーパンは失礼じゃない?」と配慮されると、「カレーパンを食べれないなら社長になんかなりたくなかった」と思うような女性だ。

12次のページへ
シェア:
リンク  

このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。


住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
  京ICP备08005356号-4 京公网安备110102005860

中国語辞書: