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春節に日本を旅行する中国人観光客 「モノ消費」から「コト消費」へ
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· 2019-02-14 · ソース: |
タグ: 日本旅行;中国人観光客;中日交流 | 印刷 |
中国人観光客は、徐々に日本の大都市から、地方都市にも足を運ぶようになってきている。例えば、愛知県の焼き物の街・常滑市の観光協会によると、8年前、同市を訪問する外国人観光客はわずか350人だったものの、2018年には5500人に達した。そのほとんどが中国人で、陶器の招き猫が人気商品だという。
日本メディアの報道によると、中国などの国が春節の連休に入り、関西には多くの外国人観光客が訪れ、現地は春節特需に沸いている。百貨店はスマホで精算し、税金の払い戻しも受けることができるシステムを導入し、飲料メーカーは缶入りカクテルをPRし、スキー場はお得なリフト券などを販売するなど、各業界が中国人観光客の争奪戦を繰り広げている。
春節に日本でスキーがトレンドに
これまでの単純な「爆買い」と違い、近年は、現地の文化体験が中国人観光客に人気となっており、春節に日本に行ってスキーをするという中国人も増加している。
今月9日夜、岩手県のスキー場・安比高原では、春節花火イベントが行われ、カラフルな花火が真っ白なゲレンデに輝き、観客からは大きな歓声が上がった。ホテル1000部屋以上が全部予約済みとなり、中国各地からやって来た中国人が安比高原に集まった。
日本はバブル崩壊後、少子高齢化、人口減少という問題に直面しているのを背景に、スキー客も減少の一途をたどっている。ある統計によると、1990年代前半のピーク時と比べると、スキー客は約4割に減った。しかし、ここ数年は、スキーが盛んな欧米からの客のほか、初心者の多い中国からの客も増加している。
一人でも多くのスキーヤーにパウダー天国の安比高原に便利に来てもらおうと、春節前、中国東方航空は上海-花巻便を就航させた。同直行便開通後、上海から安比高原まで、わずか4時間で行けるようになった。
浙江省から来た男性・劉さんは、「スキーヤーの友人らにとっても安比高原の雪はあこがれの雪。今回は上海-花巻便に乗って来た。安比に5日間泊まり、毎日、スノーシューやスキーを楽しんだ。観光地を足早に巡るより、一つの場所に何日か滞在して、じっくりと現地を楽しむほうがいい。こうした旅行のほうが、心地よく、本当の意味でのバケーションになる」と話した。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年2月13日
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