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40年間で天と地がひっくり返るほどの大発展 小島康誉氏
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· 2019-01-17 |
タグ: 新疆;「一帯一路」;中日交流 | 印刷 |
インタビュー取材を受ける小島康誉氏(撮影・武藤友真)。
新疆維吾爾自治区人民政府文化顧問、烏魯木斉(ウルムチ)栄誉市民、新疆大学名誉教授など、様々な肩書を持つ小島康誉氏は、新疆維吾爾(ウイグル)自治区をこれまで150回以上訪れており、中国側と協力し、文化財の保護や研究、人材育成などの分野において尽力し、中日両国の相互理解に貢献してきた。小島氏はこのほど人民網の取材に応じ、中国に興味を持ったきっかけや新疆の今後の発展などについて語った。人民網が伝えた。
小島氏は1972年にある人から広州交易会の誘いを受け、中国を初めて訪れたという。その当時は「これから中国をどんどん発展させる」という熱気に満ち満ちていたと小島氏は振り返る。
小島氏が初めて新疆を訪れた1982年当時、中心都市の烏魯木斉(ウルムチ)市内ではラクダが荷物を運搬しており、車や高層ビルはほとんどなく、羊があちこちに放牧されていたという。しかし今やその街中からラクダは姿を消し、代わりに高層ビルが立ち並び、地下鉄の工事も行われている。小島氏は、「改革開放から2018年で40年が経ち、新疆は全く異なる国に変貌してしまったと思わせるほどの大発展を遂げている」と現在の新疆に対する印象について語った。
今後の新疆の変貌について小島氏は、「新疆は中国の一部であり、西のエリアの中で最北部に位置している。新疆には様々な民族が住んでおり、中央政府は新疆の安定的な発展を非常に重視し、大量の資金が投入されて大発展を続けている。街中にラクダや羊がいた状況から、今では北京や上海と変わらぬレベルの暮らしができるようになっており、新疆の人々の暮らしは激変し、天と地がひっくり返るほどの大発展を遂げた」とした。また、今後の新疆の発展については、「新疆はロシアやモンゴル、カザフスタンなど、様々な国に接しているため、中国の最西端であり、中央アジアの中心でもある。中国政府が打ち出す『一帯一路』(the Belt and Road)においては、中国が西へ延びるルートの中でも非常に重要な拠点であり、『一帯一路』の中心的な存在の一つ。そうした面からみても、これからますます発展していくだろう」との見方を示した。
そして最後に、「新疆には様々な民族が住んでおり、様々な文化が存在している。そのため、様々な文化財がある。また、食べ物の種類が豊富で、特に果物は非常においしい」とその魅力について語ってくれた。(文・木村雄太)
「人民網日本語版」2019年1月16日
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