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「墨韵・匠心」書法芸術展が東京で開催 中国の有名書道家作品を展示
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· 2018-09-11 |
タグ: 書道;中日平和友好条約;中日交流 | 印刷 |
中日平和友好条約締結の40周年を記念した「墨韵・匠心」尉天池・蘇士澍・覃志剛・劉洪友書法芸術展が今月4日から9日にかけて東京で開かれた。同展では、中国芸術研究院客員教授・江蘇省書法家協会名誉主席の尉天池氏、中国書法家協会主席の蘇士澍氏、第9回中国文学芸術界連合会副主席・北京大学客員教授の覃志剛氏、全日本華人書法家協会名誉主席、日本中国書法学院院長の劉洪友氏の書道家4人の書道作品が展示された。最終日となった9日には同展の祝賀会が行われた。人民網が伝えた。
祝賀会には、在日本中国大使館の程永華大使や日本の高村正彦自民党副総裁などが祝福に駆け付けた。
程永華大使は挨拶の中で、「漢字・書道文化交流は中日間で1000年以上の歴史があり、書道は日本で現在でも広く普及している。日本には書道協会など、書道に関係する様々な組織があり、中国との交流も行われている。書道は中日両国民が友好交流を深めるための重要なツールだといえる。書道を通して、両国民の相互理解・文化交流を促進してほしい」と語った。
高村正彦自民党副総裁は挨拶の中で、「漢字の伝来とともに、日本では書道文化も生まれた。漢字と同じく書道も中国が本家であり、中国の書道は日本の書道界に影響を与えている。また、日本の現代書道の芸術性は中国の書家にも大きな影響を及ぼした。今回の芸術展において日本と中国の書道家が互いに交流し、切磋琢磨することが文化交流の中枢の一つとなり、日中友好に良い影響をもたらすことを期待している」との思いを述べた。
中国書法家協会主席の蘇士澍氏は挨拶の中で、「漢字は言語交流だけでなく、東アジアの国々の文化を結ぶもの。中国書法は中華民族の独特な芸術形式・表現方法でありながら、中日両国で広く愛されてきた。今回の芸術展の開催により、書法芸術を通じて中日両国の架け橋となり、中国現代書法の状況、現代中国の価値観を表現することで、中日両国の距離を縮め、両国の文化交流事業の展開に貢献できればいい」と述べた。
その後、4人の書道家による座談会が行われ、中日両国の書道の共通点や書道文化の特徴、歴史などについて語り合った。今回のイベントを通じて、参加者たちは中日両国の書道文化・歴史などに関する知識を深めていた。(文・木村雄太)
「人民網日本語版」2018年9月11日
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