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莫高窟で壁画の模写を続ける中日カップル 海外での展示を目標に
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· 2018-08-16 |
タグ: 莫高窟;壁画;中日交流 | 印刷 |
仕事中、竇さんと饗場さんはアトリエで時々アドバイスし合う。画像は夫の絵にアドバイスをする饗場さん 。
8月初めのある日、甘粛省敦煌市の仏教遺跡・莫高窟にある絵筆や絵の具、壁画の模写が積み上げられたアトリエでは、竇偉さん(36)と、その妻である日本人の饗場悦子さん(36)が時々アドバイスをし合いながらも、それぞれの作品を仕上げるため忙しく筆を動かしていた。中国新聞網が報じた。
1年前、北京の中央美術学院で共に美術を専門に学んだ竇さんと饗場さんは、敦煌研究院美術研究所に招かれて莫高窟壁画の模写、創作、研究などの仕事に携わるようになった。
饗場さんは流暢な中国語で、「敦煌の壁画は、日本の美術の根源で、莫高窟は日本でもとても有名。多くの日本人が憧れている場所だ。日本の顔彩画の専門的な技法は中国から伝わったもので、莫高窟の壁画を初めて見学した時に、日本の楽器やお寺などに似た絵がたくさんあった。それを見て、過去にタイムスリップしたような気分になり、昔の日本人が中国に来て学んだ後、それを日本に持ち帰って伝えた過程を見ることができた。とても興奮すると同時に、親しみを感じた」と話した。
アトリエで莫高窟の壁画を模写する饗場さん(撮影・楊艷敏) 。
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