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日本の森林に生息する中国の「吉祥の鳥」 佐渡・トキの森公園
  ·   2018-05-11
タグ: 日本;トキ;中日交流
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5月3日、新潟県佐渡島「トキの森公園」のトキ(撮影:馬平)
  なびく柳のような長い羽は明るい灰色の羽毛で覆われ、その両頬はまるで紅花で染めたような赤い色をしているトキ。このほど新潟県佐渡島にある「トキの森公園」で、トキの優雅で美しい姿を間近で見る機会を得た。新華社が報じた。

「トキの森公園」内に限らず、のどかな佐渡島の田園地帯でも、運が良ければ、野生のトキの美しい姿を眼にすることができる。しかし、中国からトキが贈られることがなければ、日本では1981年には完全に野生のトキがその姿を消していたことだろう。

佐渡島はかつて、日本におけるトキの生息地だった。明治維新以降、日本の現代化が進み、トキをめぐる環境は次第に悪化した。第二次世界大戦後、日本の現代農業は、「農薬や化学肥料こそが万能」という信仰を守り続けたため、トキの餌が激減し、かつては国内各地に生息していた日本のトキは、毎年減少の一途を辿り、絶滅に向かっていった。

1981年、トキへの緊急対策が講じられた。日本政府は、佐渡で当時残っていた野生のトキ(雄1羽と雌4羽)を捕獲し、佐渡トキ保護センターに移し、人工飼育を始めた。これは同時に日本の野生のトキが完全に姿を消したことを意味した。

それから22年経ち、「キン」と名付けられた国内最後のトキが36歳(人間の寿命に換算すると100歳以上)という高齢で亡くなり、日本のトキは絶滅した。

日本の野生のトキが絶滅した1981年、中国陝西省洋県の山中で幼鳥を含む7羽のトキが見つかった。中国の人々の間では、トキは「めでたさ」の象徴であり、「吉祥の鳥」と呼ばれている。

中国では、トキの保護と繁殖・飼育がしっかりとおこなわれている。中国は1998年、日本に2羽のトキを贈呈した。その後、再び「友好の使者」として、中国から3羽のトキが日本に贈られ、佐渡トキ保護センターで人工繁殖に成功し、「トキの奇跡」が起こり、トキ文化が日本で続くこととなった。

現在、「トキの森公園」の「トキふれあいプラザ」には、多くのトキがいる。飼育員らは、この希少な鳥を野外環境のもとで生活させたいと願い、大自然により近い環境を整えた。ここでは、飛び回ることから捕食・巣作り行動までトキのあらゆる活動が、研究のために記録されている。

推算によると、日本には現在284羽のトキが生息している。このうち佐渡で生活しているのは281羽で、残り3羽は佐渡から本州に飛来した。佐渡市役所の岩崎洋昭さんは、「佐渡市と陝西省洋県は、常に交流活動を行っている。トキの飼育と繁殖は政府が担っており、我々の交流は、主に、地方経済社会の発展促進のためにトキをどのように活用するかに焦点を当てたものだ」と話した。

トキはすでに、佐渡にとって最も輝かしい「名刺」となっている。トキをかたどった郵便ポストやマスコット、そして「トキ」と名付けられた清酒や牛乳といった食品を島の至る所で目にすることができる。佐渡市民によると、佐渡を訪れる観光客の多くは、トキが目当てだという。

岩崎さんは、「佐渡の地方振興において最も成功した産業は観光業だ。我々は、2011年時点には延べ1510人だった外国人観光客数を2019年には延べ5000人まで増やすという計画を打ち出し、すでに予定より前倒しで実現した。今後も、トキが地域経済の発展をさらにリードし、より多くの『奇跡』を生み出してくれることを期待している」と述べた。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年5月10日

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