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日本の建築家が雲南省の小学校で授業 テーマは「将来住みたい家」
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· 2018-01-15 · ソース: |
タグ: 日本;建築家;中日交流 | 印刷 |
日本のテレビ番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」にも出演する建築家・本間貴史さんが昨年12月12日、雲南省富民県散旦鎮にある漢営小学校を訪問し、小学生を前に、「将来住みたい家」をテーマにした美術の授業を行った。本間さんは、同小学校の校舎「雲南の虹」のデザインも行った建築家だ。雲南日報が報じた。
漢営小学校で、最も目立つ存在となっているのが3階建ての校舎。各階に虹のラインが走り、カラフルでとても美しい。本間さんによると、建物全体のモチーフが虹で、雲南省の苗(ミャオ)族のカラフルな民族衣装にインスピレーションを得たという。そして、雲南省の土地も色彩に富んでいることを知り、「虹」を通して雲南省の美しさを表現することにしたという。
本間さんがグルメや美しい景色、多種多様な少数民族の文化などを誇る雲南省を訪問したのは今回が初めて。それでも、本間さんにとって、最も忘れがたい思い出となったのは漢営小学校で行った美術の授業だ。「将来住みたい家」を絵のテーマにした理由について、本間さんは、「家というのは、誰にとっても最も安住できる、暖かい場所。今回の授業では、建築デザインは工業デザインと違い、人が住む場所をデザインするのであって、温かみや人情が必要で、さらに、周囲の環境の要素を組み合わせて暖かい雰囲気を作り出さなければならないということを伝えたかった。その他、子供たちには、故郷の様子を忘れずに、その美しさを誇りにすると同時に、故郷に対する思いや愛する気持ちを胸に抱いて、健やかに楽しく成長し、将来どこに行ったとしても虹のように輝く笑顔でいてほしい」と説明した。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年1月13日
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