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卓球世界選手権で13歳の張本が水谷破る大金星 「目標は1試合でも多く勝つこと」
  ·   2017-06-05  ·  ソース:
タグ: 卓球選手;日本代表;中日交流
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ドイツ・デュッセルドルフで行われている卓球世界選手権は1日、男子個人戦を行い、史上最年少の日本代表である張本智和選手(13)が、リオデジャネイロ五輪男子シングルス銅メダリストの水谷隼選手を4-1で撃破し、一躍「時の人」になった。試合後、張本選手が登場すると、取材エリアはごった返しの状態になった。記者数十人を前に、張本選手は、「目標は1試合でも多く勝つこと」と語った。中国新聞網が報じた。

昨年の世界ジュニア卓球選手権のシングルスで優勝し、史上最年少で日本代表として卓球世界選手権に参加し、2020年東京五輪に向けて若手有望選手を海外で集中的に強化する対象にも選ばれるなど、早くから「天才少年」と呼ばれるようになっていたものの、張本選手が中国人に知られるようになったのは、中国人の両親を持つ彼が上海で練習試合に参加し、「道場破り」と報道された時だ。2003年6月27日生まれの張本選手の両親は中国の元卓球選手で、彼が以前に「中国の大人の選手も倒せる」と豪語したことで話題になった。

その発言が少し「高慢」と取られてしまったようだが、試合後は、「僕は神童ではない。実力はまだまだ。僕は日本代表の中で最も弱い」と謙遜し、少し照れながら話した。

また、試合後の姿勢もとても印象深かった。水谷選手に勝った瞬間、内心は歓喜していたものの、張本選手は他の多くの選手のようにラケットを投げて喜びを爆発させることはなく、ラケットを静かに地面に置き、水谷選手に歩み寄って握手をし挨拶をした。

「投げることなどできない」。喜びを大きなアクションで爆発させることはなかった理由について、張本選手は笑いながら、「批判されたくないから」と話すと、記者たちの間でも笑い声が起きた。

中国語は得意でないものの、張本選手は表現力に富んでおり、短い一言一言で、自分の考えを適切に言い表す。「僕は中国の卓球選手・樊振東が一番好き。樊選手のファンで、特にバッグハンドのテクニックは、普段、そのやり方を真似して練習している」という。

張本選手と樊選手には共通点がたくさんある。例えば、若くして有名になり、世界ジュニア卓球選手権のシングルスで優勝したという点も同じだ。しかし、張本選手は、樊選手のようなトップレベル選手になるのは簡単な事ではなく、中国の選手とは全体的なレベルでまだ大きな差があることをはっきり理解している。「中国に勝つためには、もっと頑張らなくては」と張本選手。

水谷選手との試合があった1日は国際こどもの日で、ある記者が張本選手にお祝いの言葉をかけると、張本選手は、「卓球は年齢とは無関係。大人でも、子供でもすることができるため、試合の時は年齢のことは考えない」と語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年6月5日

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