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中国人記者が危険覚悟で福島第一原発を取材 日本旅行は安全?
  ·   2017-02-27  ·  ソース:
タグ: 放射能問題;日本旅行;中日交流
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一、事故がもたらしたリスクの拡大。筆者の測定では、事故の危険レベルは依然として非常に高い。日本は地震多発国で、津波が発生する恐れもある。さらに、今でも汚染物質漏出は完全に抑制することができておらず、これらのリスクを軽視することはできない。

二、隠ぺい体質で外国人を被災地に誘導しようとする日本政府。上記のリスク以上に、日本政府や東京電力の事故対応能力に現地の市民だけでなく、国際社会も懸念を示している。「メルトダウン」を2ヶ月も隠したり、汚染水の漏出を2年以上公表しなかったりしたことを考えると、大気の放射能測定の数値では分からない問題が後どれほどあるのかについて、結論を下すことは難しい。そして、日本政府は依然として、外国人観光客が事故が発生した福島県を含む東北地方へ誘導している。

三、食品などの汚染。危険区域にいなくても、土壌や野菜・果物、水産品などの汚染が依然として心配の種となっている。日本で刺身などの食品を食べる時は十分な注意が必要だ。

福島に行って取材した理由は?

あるネットユーザーから、「東京や大阪の放射能の状況が知りたいのに、とても危険な福島の事故現場に取材に行って、何の意味があるのか?」との声が寄せられている。

取材に行った筆者・華義は、福島第一原子力発電所は災害の根源で、そこに行かなければ、事故やさまざまな面に与える影響を直観することはできないと考えている。そのため、日本にいる駐在記者として、迷わずに事故現場に取材に行った。

放射能物質漏出の被害が深刻な立ち入り禁止区域や原子炉内の核燃料の残骸などの巨大なリスクに加えて、放射能汚染水や子供の甲状腺がん多発などの真相追究という問題も残っている。また、筆者は発電所から20キロ、50キロ、約200キロの場所に住む人々の生活の状況を伝えることで、事故の全体像を客観的に知ってもらうことができると考えている。

今回、福島第一原子力発電所に行き、非常に収穫の多い取材となった。立ち入り禁止区域の惨状や、原子炉付近の非常に高い放射線値、非常に厳しい作業環境などには、忘れがたいほどの強いインパクトを受けた。

それにより、筆者は今後客観的に真相を把握し、より的確な関連ニュースを中国に伝えることができる。

事故関連の隠れたリスクや、日本政府や東京電力の体質、事故の個人、現地、国際社会に対する影響などの報道は、現場を取材し、観察しなければ説得力がなく、それが注目され、重視されることもないだろう。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年2月27日

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