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甘粛省の中日緑化事業で290ヘクタール植林
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· 2016-08-31 |
タグ: 中日;緑化事業;中日交流 | 印刷 |
改革開放(1978年)から4年後の1982年に、甘粛省は率先して秋田県と友好提携を結び、文化や教育、環境保護、医療衛生、人材の育成など、幅広い分野で連携してきた。
29日に行われた南北両山の中日緑化事業の竣工セレモニーで、七里河区両山指揮部の責任者・張全成氏は、「00年、南北両山の緑化建設に先がけて約6660ヘクタールに及ぶ土地が開拓され、03年に緑化建設が始まった。そして、甘粛省外事弁公室が武田英文会長と提携することで合意し、12年間にわたる、中日緑化事業が4期に分けて実施された」と紹介した。
大高理事長は同日、取材に対して「甘粛省と秋田県は友好都市となってから35年になる。この関係があるため、私たちは蘭州市にも親しみを感じる。04年に私たちが初めて蘭州市を訪問した時、荒野を目にし、『ここで植林はできないだろうか』、『もっとうまく緑化が進められないだろうか』と考えるようになった。今後は、甘粛省天水市で引き継き植林を進める」とし、「『中日緑化事業』により、現地の農民に経済的利益がもたらされると同時に、現地の植樹環境が改善され、環境保護に貢献できれば」と語った。
甘粛省人民対外友好協会の専職副会長・劉暁林氏は、「周知の通り、甘粛省は中国西部にあり、雨が少なく乾燥しているため、植被率が極めて低く、生態環境が虚弱だ。このような環境では植樹や植林は難しく、切迫した課題でもある。大高理事長ら日本人が苦労をいとわず、見返りも求めずに、甘粛省で中日緑化事業を展開してくれていることに、感動し、敬服させられる」とし、「植えられた木の苗が、甘粛省と秋田県、ひいては中日両国の友好のシンボルとなると信じている。中日友好の木がすくすくと育つことを願っている」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年8月30日
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