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相模原事件、「戦後最大級の大量殺人」 高齢化社会に対する警鐘か
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· 2016-07-28 · ソース:人民網 |
タグ: 日本;高齢化;中日交流 | 印刷 |
高齢化社会に対する警鐘か
同事件発生後、日本の多くのネットユーザーからは「福祉施設を取り巻く過重労働によるストレスが、この事件の直接的な原因ではないか」と指摘する声が上がっている。
障害者施設に詳しい大阪市立大大学院の野村恭代准教授は「意思疎通が難しい入所者もいるので、職員たちのストレスは総じて大きい。職員同士の意思疎通を図ったり、職員に対する支援も充実させる必要がある」と指摘している。
専門家は、「この犯人は非常に感情的で、日本が高齢化社会に突入して以降、障害者や高齢者などの弱者に対する不満の感情が蔓延していることを如実に物語っている。『命の臨界点』をめぐる事件の多発は、日本の高齢化社会に対する警鐘だ。また、日本では社会と疎遠になっている若者が少なくない。『おたく』と呼ばれる若者は長時間パソコンや二次元の世界に浸り、社会との接触を避けるため、内向型になってしまう」と指摘。
さらに、「政府はそのような若者に、気晴らしをしたり不満を吐き出したりする場所を提供する方法を探し、日本の社会を明るくしなければならない。さもないと、このような若者たちはとても容易に極端な行動を起こしやすいからだ」と警鐘を鳴らしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年7月27日
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