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古風な音楽歌う16歳の少女・双笙さんの歌声が美しいと
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  ·   2016-06-06  ·  ソース:人民網
タグ: 音楽;双笙さん;中日交流
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中国の古風な歌曲をカバーする双笙(ソウショウ)さん(16)がネット上で大人気になり、そのファンの数は約100万人。さらに音楽会社との契約までこぎつけるなど、夢を実現した。最近、リリースしたオリジナル曲「採茶紀」などは、海を越えて日本のある動画共有サイトでも話題になり、多くのネットユーザーの心を鷲掴みにしている。独特の歌声を武器に、双笙さんは、他の同年齢の若者より先に「成功」をつかんだものの、おごることはなく、黙々と独学で作曲や声楽を学んでいる。「他の人が自分より優秀なことより、他の人が自分より努力していることのほうがこわい」と双笙さん。努力する力を他の人にも与えている。重慶商報が伝えた。

出会いは「偶然」 カバー曲の再生回数が300万回超

双笙さんは子供のころから、伝奇歴史小説「水滸伝」や通俗歴史小説「隋唐演義」などが大好きだった。「中学1年生の時、ネット上で小説を探していた時に、偶然古風な音楽を見付け、その美しいメロディと独特の世界感に魅了された」といい、それから古風な音楽のカバーを始めた。

昨年6月、双笙さんはあるオリジナル音楽サイトに、古風な歌曲「故夢」をカバーしてアップ。大きな話題になり、ネットユーザーから「双笙さんが歌うこの曲が一番きれい」と称賛された。他のサイトでも、この曲は大人気になり、10万回転送され、再生回数は300万回を超えた。

この曲で、双笙さんは一気に「有名人」になったものの、本人は「予想外」と慢心はない。

独特のさわやかな歌声 音楽会社と既に契約

「故夢」が大人気になったことで、ある音楽会社が双笙さんと契約したいとの意向を示した。双笙さんもプロの歌手になり、専門的な訓練を受けたいと願っていたため、契約に同意。同社の責任者・陳傑さんは、「彼女の声は独特。歌に感情がこもっており、当社唯一のアーティスト。彼女を少女アイドルとして売り出したい。多くのバラエティ番組から出演依頼が来ているが、全て断っている。彼女はまだ学生。一生懸命勉強したり、専門技術を向上させたりしなければならない。今は、あまり多くの商業活動に参加する時ではない」と冷静に語る。

微博(ウェイボー)やコミュニケーションプラットフォーム「百度貼■(口へんに巴)」などでは、双笙さんの「ファンクラブ」が既に立ちあがり、フォロワーの数はざっと見積もって100万人近くになっている。

オリジナル曲の製作に力 専門学校で声楽の勉強も

カバー曲で有名になった双笙さんは今、オリジナル曲の製作にも力を入れている。双笙さんはネット上で作詞をしてくれるネットユーザーを募集。古典文学が好きな大学生・温莨さんがその募集を見て連絡し、すぐに意気投合。しばらくして、「行香子」をリリースした。現在、同曲はあるオリジナル音楽プラットホームでのクリック回数が795万回に達している。

歌を上達させるため、双笙さんは今、四川省成都市のある芸術学校で声楽を学んでおり、集中して学ぶために日中はインターネットを遮断し、夜にフォロワーと少し触れ合うだけの生活を送っている。同校の教師・江さんは、「双笙さんの歌声は、他の学生と比べて群を抜いている。独特の音色で、古風な音楽が好きという点も、他の同年齢とは違い、独特」と評価する。

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