また、私の学生の一人は看護婦をしている。彼女は彼女の働く病院に中国人観光客が時々診察に訪れるが、彼らのほとんどが日本語を話すことができないと語り、中国人の患者と直接交流して、慰めたり、病気による痛みを和らげたり、早く回復するような手助けをしたいと考えており、この希望を叶えるために中国語を学び始めたと語った。この学生はいつも小さな手帳を身に着けており、毎回の授業の後で、その日に覚えた新しい単語やフレーズを書きいれ、毎日の通勤の電車の中や休憩時間を利用して復習する。ある時、授業の間の休憩時間に彼女に疲れないかとたずねたところ、彼女は笑いながら、仕事の関係で授業を休まなければならない場合もあるが、クラスの他の生徒は彼女よりも中国語が上手なので、頑張らなければならない。毎日の出勤は電車の通勤時間が長いので、その時間を利用して勉強できるのでうれしいと答えた。
一般市民にこのような中国好きや、中国を理解してくれる人々がいるからこそ中日の平和が続くのだと思う(編集TG)
「人民網日本語版」2016年2月23日