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日本ではなぜネットショッピングが流行らないのか?
  ·   2016-01-26
タグ: ネットショッピング;日本;中日交流
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数ヶ月前、ある友人の友人たちが日本にフリープランで旅行に来た際、友人から頼まれて彼らを一度招待して一緒に食事をした。その席で彼らは私に今回の旅行で行った観光地について語り、日本の清潔な環境と、おいしい食べ物、特に良質なサービスを絶賛した。あるオシャレな年配女性は「デパートの試着室で試着した時、店員がせっかくの髪型が崩れるからと髪を覆うカバーを渡してくれて、大変感動した」と言った。ある60歳過ぎの紳士は「今日革靴を2足買ったのだが、試着するときに店員が靴ベラを持って、両ひざをついてサービスしてくれた。本当は1足しか買わないつもりだったが、結局もう1足買うことにした。そしてお金を払い終わってみたら、さっきまで履いていた古い靴がきれいに磨かれて靴墨まで塗られていたので、本当にびっくりした。今日初めて『お客様は神様だ』という言葉の本当の意味を実感した」と話してくれた。そしてちょっと頭が良さそうな感じの中年女性が「日本での買い物は本当に一種の楽しみと言える。価格はネットで買うよりも少し高いが、このサービスを受けられるならそれだけの価値は十分にある。ここでは誰もネットショッピングなんてしないかもしれない」と言うと、その場にいた人々は口々にその日の感想と買い求めた「戦利品」を見せあっていた。人間味にあふれたサービスは中国人観光客に大いに認められ、また彼らから多くの金銭を勝ち取ったのだ。

「今回体験したような事以外にも、一部の商業施設ではネットで買い物時間の予約が可能で、専門の店員が付き添って電気製品のように特に馴染みの無い商品について紹介してくれる。買い物が終わると、店員がお客の希望で無料でラッピングし、指定の場所まで届けてくれる。毎年8月のお盆と12月のクリスマス前には、日本のお店は大量の郵送の注文を受け、お客が心を込めて選んだ目上の人や先輩、友人などへのプレゼントを店がラッピングして時間通りに届けてくれる。お店のサービスや買い物の楽しみだけでなく、ネットショッピングの便利さも兼ね備えている」と紹介すると「すばらしい。一石二鳥だ!」と「神様たち」は難なく満足していた。

日本経済は1990年代初めからゆっくりとした下り坂になっており、商業施設はお客の消費を促すため、商品の品質を保証するだけでなく、自身のサービスレベルを絶えず向上させてきた。日本ではすべての店員が、お客こそが彼らの「生活の糧」であり、良質のサービスを提供し、お客の信頼を得て、その消費を促すことが、毎月の給与の源となることを心得ている。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年1月26日

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