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日本中医薬孔子学院がイベント開催 中国文化を発信
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· 2015-09-29 |
タグ: 孔子学院;医薬;中日交流 | 印刷 |
「漢方エキス剤と中国古代の名医」と題する講座を開く梁永宣・中医薬孔子学院副院長、北京中医薬大学教授
多種多様な中国医薬の標本、多種多様な鍼灸や抜缶(吸い玉)、刮痧(かっさ)、艾絛(もぐさ)器具。日本学校法人兵庫医科大学中医薬孔子学院に展示された中国医薬や器具は多くの地元市民の目を引いた。世界における孔子学院設立11周年記念を間近に控えた26日、日本学校法人兵庫医科大学中医薬孔子学院では「孔子学院デー」が開催され、地元市民に中国文化と中国医薬の知識が伝えられ、多くの中国医薬愛好家を魅了した。新華網が伝えた。
同日午後2時、梁永宣・中医薬孔子学院副院長、北京中医薬大学教授による「漢方エキス剤と中国古代の名医」と題する講座が開かれた。梁教授は、漢方エキス剤は日本で幅広く使用されており、日本政府の批准を受け「国民健康保険制度」に適用される漢方エキス剤は148種類に上り、花粉症といった症状の治療にも用いられていると紹介した。漢方エキス剤のうち、126種類は中国医書に起源しており、日本由来のものは22種類だけだという。
梁教授は、126種類の中国医書由来の漢方のうち、73種類は中国漢代の名医、張仲景に由来するとし、西暦2世紀のこの「医聖」の経歴や重要な成果について紹介、「2000年来、張仲景は中華民族の健康維持と日本国民の日常生活の保健医療に重要な貢献を果たしてきた」と語った。
神戸やその周辺地域から会場を訪れた市民らは、興味津々といった様子で梁教授の話に耳を傾け、梁教授に倣って大きな声で張仲景の名前を中国語で読んだ。中国医薬文化に興味を持つという市民は、「40年前に中国で鍼灸を体験し、効果は顕著に見られた。より多くの知識を学びたい」と語った。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年9月29日
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