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抜け毛の不安で黒ごま団子が大人気 年に6500元使う人も
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· 2022-03-18 · ソース:人民網 |
タグ: 若者;抜け毛;経済 | 印刷 |
データによると、中国には抜け毛で悩んでいる人が2億5千万人以上いるという。言い換えれば、平均して6人に1人が悩んでいる計算になる。「95後(1995年から1999年生まれ)」と「00後(2000年代生まれ)」で抜け毛の悩みがある人の割合は、いずれも33%に達したという。
ここ数年、抜け毛の悩みがますます深刻化していることから、黒ごまを団子状に丸めた「黒芝麻丸」という栄養食品が大きな注目を集めている。商務部(省)が重点ECプラットフォームに対して行ったモニタリングのビッグデータによると、2022年の旧正月の年越し用品では「黒芝麻丸」の売上が前年同期比105.9%増加し、各ECプラットフォームには月の売上が10万個を超える店舗が少なくない。
「生え際の後退は改善しないのに、体重は0.5-1kg増加」
「黒芝麻丸」はほぼ「一夜にして」人気商品になった。
「『黒芝麻丸』を毎日2個食べれば、生え際の後退もなんとかなる!」。人気ライブ配信パーソナリティの李佳琦さんがライブコマースで1箱100元(1元は約18.6円)余りの「黒芝麻丸」を紹介すると、販売開始からものの数分で2万個余りが売れた。
夜更かしをする人、抜け毛が多い人、産後の女性など、ストレスを感じやすい人であれば、誰でも「黒芝麻丸」に「救いを求める」ことができる。
「デザインの仕事をしていて、夜遅くまで残業することは日常茶飯事」と自虐気味に話す珂さんは、「大学を卒業してから3年たつが、お金は全然貯まらないのに、頭の生え際はかなり後退してしまった」と話した。
珂さんは数百元をはたいて3ヶ月分の「黒芝麻丸」を買った。「3ヶ月食べてみたが、生え際の後退は改善しなかった。それなのに体重は500グラムから1キログラムくらい増えてしまった」という。
珂さんはそれでもコツコツと買い続けている。というのも、「これを食べれば、現代の労働者の暮らしの中のあらゆる悩みや苦しみが、すべて解決したような気がする」からだ。
年6500元の出費 ストレスを感じたら「黒芝麻丸」
「90後(1990年代生まれ)」の林さんは個人メディアを仕事にしており、「よく夜遅くまでプランを練っている。収入が徐々に増えるにつれて、生え際がだんだん上がってきて、抜け毛もますます増えるようになった」と話した。
林さんは毎日「黒芝麻丸」を4個食べ、出張の時も日数分を持っていって欠かさず食べる。食べているのは1個4.5元ほどの「黒芝麻丸」で、計算すると「黒芝麻丸」に年に約6500元を使っていることになる。
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